貪婪なる虜<1>※18禁
こちらは破廉恥文章です。
・18禁
・鬼畜筆頭×阿婆擦れ幸村
・幸村が他の人にヤラれます
・幸村がとことん破廉恥で人格崩壊
・舞台設定は現代
・その場その場更新の為に矛盾・筋が通ってないなど多々あり
そんなのでもOK!という方のみご覧ください。
読了後の苦情は受け付けません。
自己責任でお進みください!
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主の部屋に通され、背中で重厚な扉が閉められる。
ふと感じた違和感。
……何か、違う。
におい。主以外のにおい。
肌に感じる主以外の熱。
(誰か、いる?)
知らない人が、いる。
そう気づいた時、主はいつも使う椅子に深々と腰掛けて、その長い足を組んだ。
長い綺麗な指先も、ゆっくりと組まれて。
一つの目が、温度を失い、すうっと細められた。
「さあ、楽しませてもらおうか」
□ □ □
顔も声も知らない男が、粗野さを失わず、しかし機械的に服を剥がす。
「い、いやでござる……!!」
体は椅子に座る主に向かって開かれ、露出した肌に
その一部始終を、主に見られている。
主は隻眼を無表情に、ただ素肌をさらしていく自分に据える。
そこに苛立ちも腹立ちも見えない。
しかし、一瞬も離れないその視線は、余すところなく自分のからだを暴く。
「見な、いで、っ……見な、……!!」
快楽に慣れすぎた体は、男の手に脱がされるだけでその予感に高ぶり始める。
その変化をつぶさに見られることに、たまらない羞恥を覚えて幸村は必死に首を振って訴えた。
□ □ □
男の手が後ろから伸びて、己の中心を無遠慮に掴み擦り始める。
「う、あ……!」
顔も判らない男なのに、高められた快楽に頭をもたげていたそれは、刺激にあっさりと堅さを増し、簡単に天を向く。
「いやだ……ぁ……!!」
主は、ただ、見るだけ。
ぎりり、と幸村は唇を噛んだ。
主に、こういうところを見られるのは初めてではない。
主の手に高められることはもちろん、己の手での自慰を強要されたことだってある。
だけど、その時だって。
――本当に淫乱なカラダだな
言葉と一緒に、熱っぽい視線を向けられた。
それが羞恥と共に体の底から快感を産み出して自分を乱れさせたというのに、今日の主は、冷たい視線のまま無言でそこに居続ける。
(見てるのに……)
手も、言葉も、何も向けられない。
「主……!」
突き放されたような空虚感が、快楽以上に幸村を混乱させた。
□ □ □
首筋に、男の舌が這い回る。
無意識に体がビクビクと跳ねて、男に急所を伝えた。
「そ、こ……いや……でござるッ……!」
耳朶を舐めねぶられて、悲鳴のように上擦った声をもらした。
弱点はそのまま下肢へ刺激を促し、足が震える。
先端をいじくられると、自分でも嫌になるほどあっさり先走りを漏らす。それは男の手を濡らして動きを滑らかにした。
「は、っぁ……」
頂点が近い。
主の見てるその前で達せざるをえない状況に、抵抗したい気持ちと同時により強い快感を得ようとざわめく内壁を幸村は自覚した。
□ □ □
放り出されていたベッドの、手触りのいいシーツが指に引っかかる。
反射的にそれを握り込んだ。
「あ、ああッ……!」
それは放出の一瞬前の抵抗。
結局は無駄にしかならない――否、放出の快楽に耐える術にしかならなかった。
「は、……はぁ……!」
腹筋にも背筋にも力が入らず、がくりと上体がベッドへと落ちる。
男に捕らえられていた足や腰だけが浮く。
淫らな姿だろう。しかし脳内を快楽物質に侵された今はどうでもいいことだった。
目の前の主のことすら頭から抜け落ちた。
体の血管を駆け回っていた欲が体外へと放たれたその解放感に身も心も委ねる。
ゆるんだ手から、シーツも解けた。
と、ふと意識に何かが障った。
一瞬、動いた誰かの気配。
「……あるじ……?」
つたなく紡いだ舌と共に、顔を上げる。
そこにいるのは、変わらない主の姿。
「…………なに、……っ!!」
意識が主に向かった瞬間を狙ったように、ぬるついた指が後孔へと滑り込んだ。
□ □ □
指がぬれているのは己の精なのだろう。
太い節くれた指が内部を探る。その指はすぐさま3本に増やされ、ほぐすよりも広げるよに蠢いた。
「い……ぁ……!!」
愛撫とは言えない乱暴な“作業”に引きつった声をあげた。
痛みが痛みだけで済めばいい。
しかし、その場所の痛みは快楽を呼んで、痛みそのものも快楽に変わる。
「そ……こ、……!」
極端に鋭敏な箇所をかしめられ、やめてほしいとうわずった声で訴えると、逆にそこを重点的に責め立てられた。
吐精したばかりだというのに、己の中心は再び芯を持ち、勃ち上がる。
「く、ぅ……!!」
ふるふるとかぶりを振るが、さっき以上に暴れ始めた快感には為す術がなかった。
□ □ □
男の手が探るような動きで内股を撫で、這い上がる。
「ひ……っ」
敏感な中心をそのまま掴まれて扱く動きに喉が鳴った。
前後を同時に責められて、下肢に力が入らない。
じわりと浮かんだ涙で視界がぼやける。いやそれはきっと、脳をしびれさせる快楽のせいだ。
もう何も考えたくない。
ただこの気持ちよさに浸りたい。もっと上の快楽が欲しい。
きっとそれはすぐそこで、もうすぐ手に入るのだろう。
そう思うと期待と、自分自身への浅ましさへの自嘲が同時に芽生えた。
(そんなもの)
考えたってどうしようもない。
どうせ、すぐにどうでもよくなるのだ。
快感の前に、罪悪感も後悔もすべて押し流される。
ただ手に入る気持ちよさに酔い狂えばいい。
男の指が内から抜かれた。
(これで)
満たされるのだ、とどこか安堵したとき、視界に入った長い足がゆっくりと左右組み替えられた。
(…………主!!)
抜け落ち、どこかへ去ろうとしていた意識が醒める。
主がいる。
はっとして顔を上げると、視線が正面からぶつかった。
主が見ている!
「や、やめ……!!」
あてがわれた熱量にぎくりとして制止を訴えようとすると同時に、一息に最深まで貫かれた。
□ □ □
「……!!」
衝撃に声も出ない。
主の前で、他の男に犯される。
それを一種のショーのように、主が見ている。
体に強制的にくわえられる快楽、それだけに酔いしれることができたらラクだっただろう。
善がる己への自覚――その自覚を促すのは、主の視線。
羞恥に気が狂いそうだ。
「やめ、て……くだ……され……ッ!」
淫蕩な熱に浮かされながらも必死に懇願するが、背後から犯す男は動きを止めない。表情を全く変えない主は、何も応えてはくれない。
鋭い眼差しを、ただ、自分に向けるだけ。
そこに何の感情も伺えない。
興奮も高揚も、逆に侮蔑も嘲弄もない。
じっと、その美しい眼を己に据えて動かない。
何を考えているのかわからない不安。
主の心のうちに思いを馳せようとしても、それを邪魔するのは、体に加えられる暴行という快楽だ。
「もう、もう……!!」
広げられ掴まれた足が酷く痛む。
伏せた腕に己の爪を立てて、流されそうになる意識を必死で叩き起こした。
□ □ □
喉の奥で、声を必死でかみ殺していると、不意に空気が動いた。
今まで微動だにしなかった主が、組んだ足を解いて立ち上がるところだった。
黒光りする革靴が床を踏む。
こつこつ、とメトロノームのように単調で規則的な音を立てて、近づいてくる。
「あ、るじ……」
己の声はみっともなくもかすれていた。
しかし、見下ろされるその眼差しに意識を奪われて、そんなことはどうでもよかった。
今までずっと、表情のひとすじすらも変えなかった主。
知らぬ男に抱かれる自分を、この状態を、まるでいかがわしくもつまらないビデオを見ているかのような、そんな、風情だった主が、ようやくその意識を自分に向けてくれた。
それが、嬉しくて。
そして、また興味を失われてしまうのが怖くて、目線を外せない。
ベッドの、自分の正面にたった主は、ゆっくりと手を向けた。
「……ちがうだろう?」
す、と冷たい指が己の頬をたどり、口元へ。
思わず震えた己の唇を主は指先でなぞり、うっすらと酷薄に笑んだ。
「おまえはもっと鳴くのだろう?」
身をかがめた主の、その、低い声が近づいて、耳に忍びこみ、
「……そうだろう、幸村」
この身を貫く男の何よりも、名を呼ぶ主のその声が、脳内を犯す。
□ □ □
背から流れ落ちた髪の一房を、主の手がすくい取る。
戯れるようにその指に絡めて、口元へとあてがう。
音もなく、触れる唇。
髪になど感触はないはずなのに、背筋に走ったのはまさしく快感。
「ああぁ……!!」
腹の奥が締まる。びくびくと腰が揺れて、擦る男の欲をより感じてしまう。
「主、ぃ……!!」
触れて、触れてと願いを込める。
髪だけじゃなくて、肌に。皮膚に。もっと。もっと。
主の手を指を肌を温もりを、もっと感じさせて欲しい。
今自分を犯している男など、バイブレーターと同じだ。
主がいい。主が。主が。主でなければ。
背中で律動する男の動きが速くなった。
内壁が広げられるのを感じた。
ました刺激に、体が応えるように快楽を拾い始める。
「……主……!」
腰以外に抜けていく力。
上体がベッドに伏せ落ちる。主の手に取られた髪が地肌を引っ張る。
しかし、それすら悦びに体は反応する。
この痛みは主の手によってもたらされたもの。
律動に揺さぶられるごとに後頭部に走る鋭い痛み。
「ぃッ……あ……!!ああ!」
痛みは心地悦さへとその質を変えた。
□ □ □
「あ、はぁ……う……っ」
くい、と髪を引かれて思わず声をあげる己に、主はくつりと喉を鳴らした。
「痛いのも好きか。どこまでおまえは堕ちる」
おぼろげに視線を向ける。
痛いのが好きな訳じゃない。
痛みですらも、主の手によるものならばそれは悦びだから。
正面で、笑う主。
己の内部を擦り爆ぜようとする肉が主のものではないと知らされる心地に、ぐしゃりと顔がゆがんだ。
「……いやだ、…………」
内側からの感覚は快楽から遠ざかり、単なる肌をこする刺激でしかなかった。
がくがくと全身を揺さぶられ、それを主が傍らで見下ろす。
時折、ふざけるように首筋や背筋に指を這わせ、自分が反応するのを楽しんでいる。
「いい声だ」
くつりと喉を震わせ笑う主に必死に目を向ける。
「あるじ、……あ、るじ……!!」
手をのばし、仕立てのいい服の一片を掴む。
からだに無理矢理溜められていく刺激の固まりに、頭の芯がおかしくなりそうだ。
熱を解放したい。
だが、それをあるじの前で、あるじ以外の手で為したくはなかった。
すがった自分の手を見下ろした主は、冷たく笑う。
「俺以外の男でも善いんだろう?」
「……ちが、……っ、あるじ…………!!」
胸の奥が締め付けられた苦しさに、一気に涙があふれた。
□ □ □
胸の苦しさとあふれそうな欲の二重の責めに涙が止まらない。
「主が……主が、……っぅああ!」
ぐぶり、となかで熱がはじけた。
注がれる熱量と、その脈動に内壁が鼓動を合わせるように収縮する。
「あ、ああ、ああ……!」
断続的に放たれ、そのたび蠢く内部は反射的に搾り取ろうとでもするような動きをする。
それは間違いなく快楽の信号を脳に送りつけた。
「あ、ああアアァ、……っ」
受信した脳は、その信号を全身へと強制的に発信する。その前で理性などは脆い砂の壁でしかなかった。
裏返った嬌声をあげて、頂点へと達し、どくどくと精を解放する。
「ハ、ア……ぅく……っ」
体中を暴れ回り、溜まりきった熱を吐き出すと、全身から脱力してしまい、胎内から引き抜かれると支えを失って体がベッドに沈んだ。
引き抜かれると同時に垂れた粘液が内股を伝って気持ち悪い。
己の精と男の精が散ったシーツは濡れて冷えて、それも不快だ。
何よりも、達したのが主の手によるものではないことが――。
腹の中に残る男の精。
こんなもの、いらない。
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