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小咄部屋
09/06/05:腐男子×島

ふと、思い付いたのでメモがてら書いてみました

腐男子 攻 め 。

受けは沢山あるが、攻めは小数ですよね
何故か






「うぉーい、島さーん」
「あいさー、なんだーい」
「俺に萌をくれ」
「お前の言う萌とは、男の子同士がいちゃいちゃしてる感じの、いつものあれか」
「わかってんじゃねぇか!なるべく東山くんがらみで!」
「…最近は、ないかなぁ…」
「ちぃ!使えないやつめ!じゃぁキレイ系美形なら誰でもいい!こう、健気な子と、ドロドロな色恋沙汰を繰り広げてる御人はいねーのか…!」
「……あー、思い当たる節が」
「ななななな、なにー!?く、詳しく!」
「キレイ系ツンデレ美形が、健気な貧乏っ子とすれ違ったり、ラブラブしたり」
「だ、大好物ですぁー!ハァハァ!ほんっと、お前の回りは豊作ですねご馳走様でーすでへへ!」
「ただし、」
「…?ただし?」
「健気っこは、平凡顔だ。」
「……平凡受け、なぁ。いや、嫌いじゃねーんだけどさ?嫌いじゃぁねーんだけどさぁ…」
「お前、なんでか平凡相手にだけは、食指伸びないのね。他はなんでも喜んで聞く癖に。」
「あーうん、なんでだろうな。聖域なのかもしんねぇ」
「聖域」
「こう、萌ってある意味ファンタジーじゃん?」
「いや、僕にじゃん?って聞かれても、」
「なんか、平凡ってリアルっつーか、生々しいっつーか。」
「はぁ」
「お前とかも萌えらんないんだよなー。立場はご馳走なはずなんだけどなぁ。なんか、お前が皆に愛されてるとかは、なぁ」
「キモい想像は、力いっぱいご遠慮申し上げる」
「うーん、マジで謎。」



*****
好きな子がモテモテなのは、複雑っていう。
なんで腐男子攻めが少ないのか書いてわかりました。


猛烈に、くっつけづらい。



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