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05(黄黒)
「黒子っちの声って、」
落ち着くよね、
いきなり、隣で寝ていた筈の人物がそう、寝ぼけながら呟く。
机に突っ伏したままだった、他の人より幾分か明るい頭をゆっくりと起きあがらせると、ふにゃり、と力なく笑う。(何だか情けない顔になった、)
「俺、黒子っちの声好きっスよ」
むしろすべてが好き、なんてだらしなく笑う君の笑顔が、誰よりも輝いて見えました。
…なんて、黄瀬君には死んでも言いませんけど。
君の声、君の笑顔
(誰よりも好きな君のそれ。)
090907
何の事やら。
場所は教室か図書館だと色々と漲る。
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