小説という名の日記A(栞機能無し)
6
「紘埜ちゃんじゃん」
「俺らと遊ばない?」
「つか遊びましょ」
そこにいるのは同じクラスってだけの奴等。
顔くらいは見たことがあるって程度。
名前も知らない。
喋ったこともない。
木田とのやりとりの最中、盛んに囃し立てていた奴等。
「今日も良いことして遊ぼうか」
にやけ顔がうぜぇ。
三人がかりで来られちゃ叶わない。
初日の決死の抵抗は、体中の痣となって返ってきた。
制服を剥ぎ取られ全裸にされる。
四つ這いにさせられ、前と後ろにペニスを突っ込まれる。
「やっぱ紘埜ちゃん、淫乱。此処も気持ちいいっしょ」
手持ち無沙汰の暇人が、俺の乳首をこねくり回す。
後ろの男が中で果てる。
「はいはい、次は俺ね」
乳首を触っていた男が、腰を掴み一気に突き挿れる。
「んじゃ俺もお礼に触ってやんなきゃな」
果てた男が、解放されたばかりの乳首を撫であげてくる。
首筋を吸い、背中を吸い、色づいた鬱血に自己満足している。
「見ろよ。すっげぇくっきり付いた」
抵抗したのは初日だけ。
複数でこられたら、どんなに抵抗しても叶わないと知った。
目一杯殴られて、結局はヤられて終わり。
木田の言葉に触発された奴等は、思いの外俺の体が気に入ったらしい。
一回だけで済まず、こうして何度も俺で性欲を処理する。
「気位の高い猫を甚振ってる感じ?」
「お前、若しかしてドエスってやつ?」
「じゃあヤられてよがりまくる紘埜ちゃんはドエムだ」
言いたい放題でやりたい放題。
「木田と俺らと、どっちが紘埜ちゃんは満足?」
「そりゃ俺らだよな。淫乱な紘埜ちゃんは複数プレイがお好みみたいだし」
「なあ、俺らの方がいいだろ?」
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