アンケート一位・男だけで繁殖する世界にノンケの男が一人@

変換名称@ノンケの受け側〔水樹〕

変換名称A攻め側〔拓巳〕

変換名称B男性性器名称

変換名称C排泄孔名称

変換名称・今回Dの〔那智〕を学園名称として使っていますので。
お好きな学園名に変換してお楽しみください。〔変換推奨例『私立男汁学園』『私立バラ学園』『私立男色学園』など〕


一位・男しか生まれない【♂ホモ妊娠人類創造】その中で突然変異で生まれてしまった、ノンケの男性がホモ化させられる・投票:数67票
令和2年5月〔新型ウィルス緊急事態宣言継続中の中でのアンケート作品〕


 その惑星には高度な生物はいなかった。せいぜいコケ類とか節足動物や原始的な魚類がいるだけの世界だった。
 まったく進化しない、代わり映えがない星の歴史が続いたある日……いきなり変態の『神』が星にやって来た。
 自称『神』を名乗る変態は、グルッと星を一回りして飛び回り惑星の状況を視察してから呟いた。
「そうだ、この星を【オス】だけで繁殖する『男星』に変えてやろう!……わはははっ」
 以前、変態の神は男女の人類を作り繁殖する惑星を作ったものの、気難しい陶芸作家のギャグネタのように。

「ちが──う! こんなもんは儂の作品ではな──い!」
 と、言って。せっかく文明が繁栄していた人間の星をガシャーンと叩き割った経験から、次回はオスかメスのどちらか一方の性で繁栄する星を作ろうと心に決めていた。
 さっそく、変態の神は地球という星の動物たちを参考にして、似たような生態系の動植物のつがいを作った──オスだけを対で。

 神が、オス同士のつがいを、そのまま放っておいたら。動物たちはオス同士で交尾を開始して……勝手に繁殖をはじめた。
 植物もオシベ同士で受粉して実を結ぶ奇妙な世界が確定した。
「よしよし、動植物に刷り込んだ同性繁殖の本能が、正常に活動をはじめたな……あとは、人間の創造だな

 変態の神は、つがいで人類を創造した──裸の男二人を。
 男同士でどうすればいいのか、困惑している最初の人類を残して、変態の神は高い山の頂上から、作った裸の男二人がこの先どうなるのか?
見学するコトにした。

 しばらくは何も起こらなかった。
 二日目──裸の男二人は分担して作業をするようになった。
 片方の男は海岸で貝や海藻などの食べ物を集め、もう片方の男は果実や木の実を集める役割分担をはじめた──観察していると、海岸で食べ物を集めてきた男の方が、より男性的なイニシアチブを取りはじめたようだ。

 それを見た神は満足そうにうなづく。
「順調だ……食べ物には、すべて性欲を高める成分を含ませてある……さあ、早くわたしに、男同士の愛し合う姿を見せてくれ」

 三日目──果物や木の実を集めていた男の方が、海岸で漁をしていた男に媚びるような、甘える仕種を時おり見せるように変わってきた。
 そして、恍惚とした目付きで漁をしている男の方に、何かを求めているように尻を向けて振る動作をするようになった──まるで、メスがオスを欲しているように。

 四日目──漁の男が磯の岩陰で、木の実の男が洞窟の中で、それぞれが別々に相手の姿を想い浮かべながらオナニーをはじめた。
「んん……はぁはぁ……んんっ」
 火照った自分の体や固く起ってきた乳首を触りながら、自分のチ●ポをしごく……自分がしている行為が自慰だと知らないまま、白い精液を磯と洞窟に放出した。
「んぅあぁぁ」

 五日目──裸の男二人が、抱き合ってキスをしていた。
「んんっ……はぁ」
「はぁん……んんん」
 キスをしながら、密着させた相手の裸体を撫でて愛撫する。どうやら『受け側』と『攻め側』が自然に決まったようだ。
 愛しはじめた、男二人のモノは……力強く勃起している。
 神は男たちの、そそり起つ円柱を見て興奮した。

 六日目──茂みで、ついに男二人は……結合したア●ルセックスで繁殖を開始した。
「はぁはぁはぁ……あッあッあぁッ」
「んッ……んあぁ……んあッ」
 後背位で突かれる男と突く男。
 変態の神は自分が創造した者たちの、醜態に歓喜した。
「やったぁ! 男同士で繁殖をはじめたぞ! この星は男星の歴史を歩みはじめたぞ!

 オスしかいない世界、オスしか生まれてこない世界──神は男同士で争って絶滅しないように、戦争や争いの種を排除した。病気蔓延で男だけの人類が滅亡しないように。男たちの肉体を病気に強い体にした──地球という星の歴史を参考にして神は、男たちの文明を現代レベルにまで発展させた。
 

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