【宇宙人の交配実験】人類家畜化計画
ＵＦＯ洗脳改造レズビアン②〔洗脳する〕
摩耶と彩矢が、次に意識をとりもどした時……二人は光に満ちた、ＵＦＯの船内に着衣姿でいた。
天井も床も壁も白い、何も無い部屋にある。床から少しだけ持ち上がっている円柱の台の上に、少し離れて並んで立っていた。
すでに何かの処置をされたのか？ 二人は両目を見開いた状態で壁を見つめている。
どこからか、姿を見せない。宇宙人の声が聞こえてきた。
《捕獲女体Ｎｏ.１……及び、捕獲女体Ｎｏ.２の生体検査と生殖実験を開始する》
壁の一部に円形の穴が開き、穴から出てきた、各種マニュピレーターが摩耶と彩矢に迫る。
最初に、先端に刃物が付いたマニュピレーターが、二人の衣服を切り刻みはじめた。
切り取られた衣服の断片は、別のマニュピレーターが剥ぎ取って、トレイがついたマニュピレーターに乗せていく。
携帯電話や財布などの所持品も、それぞれ分類されて剥奪される……最後に二人の下着が切り剥ぎ取られ、摩耶と彩矢が丸裸になると。
スプレー・マニュピレーターが、二人の裸体に特殊な液体を噴射した。
体の隅々まで液体を塗布された、摩耶と彩矢の裸体は……コーティングされたような光沢を放つ。
謎の宇宙人の声が聞こえてきた。
《捕獲女体Ｎｏ.１……この星での個体名称を答えなさい》
摩耶が口を開いて返答する。
「捕獲女体Ｎｏ.１……個体名称は……摩耶です」
続いて宇宙人は、彩矢にも同じ質問をする。
《捕獲女体Ｎｏ.２、この星での個体名称を答えなさい》
「はい……捕獲女体Ｎｏ.２は、彩矢と親から名付けられています」
《親？ 親とはなんだ？》
「お父さんと、お母さんのコトです」
宇宙人たちは二人と質疑応答を続け、地球人は男女の性交で子孫を残すのだと知った。
《これは由々しき問題だ……二種の性別で生殖行為をして繁殖しているとは……片方の性種が絶滅したら、全滅してしまうではないか》
二人を捕獲した宇宙人たちは、地球人と異なった同性繁殖が主体で、それが正しい繁殖方法だと信じていた。
《この星の未来のために、捕獲した女体の検査と同時に、同性生殖が可能なように肉体を改造しよう……まずは、意識の変換……洗脳だ》
摩耶と彩矢の頭上から、頭の周囲を包む。直径一メートルほどのリングが天井から下りてきた。
グルッと、二人の頭を囲むリングから、電撃のような光りが摩耶と彩矢の頭に注がれる。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ」
摩耶と彩矢は、脳内に強制注入されてくる書き換えのデータに、ガクガクと裸体を痙攣させた。
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