序章C

 黄色の触手が恐る恐る、女占い師の額に触れて記憶を探る。
 女占い師は頭の中を探られ、記憶が吸いとられていくような感じがした。
 卵子型の宇宙船から凍騎の声が聞こえてきた。
《その女は危険だ……こちらに連れてこい、じっくりと調べる》
 女占い師の体が触手に運ばれ、真珠色をした卵子型の宇宙船へと押し込まれるように運ばれた。
 卵子宇宙船の中には、村娘の姿に変身したティティスと白衣姿の凍騎がいた。

 自分と同じ人間が触手の群れの中に立っていることに、女占い師は驚愕する。
(誰だ? なぜ長き魔物の中にいても襲われない?)
 凍騎が船内で蠢く、凍騎直属の半透明触手に指示する。
「女の衣服を剥ぎ取って裸にしろ」

 半透明触手が女占い師の衣服と下着を破き剥ぎ取っていく。
 全裸にした女占い師の股間に亀頭のような触手頭を近づけて、裂け目の奥にある穴に分け入ろうとした半透明触手たちを凍騎が止める。
「その女の膣穴は触手にとっては毒穴だ……処女膜を破ると科学反応が起こって触手には、有害な物質に触れることになる。触れた触手は連鎖反応で全触手に感染して全滅する……唾液と直腸の粘膜にも、化学変化が起こる前の有害物質が微量に含まれている……処女膜破瓜をトラップにした、対触手生物兵器だ……オレが挿入して破瓜しよう」

 凍騎は白衣を脱ぎ衣服を脱いで全裸になると、巻きついた触手によって両足を強制開脚させられた女占い師の股間を覗くように近づく。
 羞恥に足を閉じようとする女占い師の足を、触手たちは強引に開かせて秘部を凍騎の目に晒す。

 凍騎は人差し指を慎重に女占い師の膣穴に突き入れると、処女膜を破らないように注意しながら穴の周辺をまさぐった……膣穴に女の意思とは関係なく、愛液がジワッと染み出てきた。
 ぺニスの先端を膣穴に擦り付けながら凍騎が言った。
「これからオレのモノで、おまえの処女膜を破る……そうすれば、おまえの対触手生物兵器は無力化する」

 見知らぬ男から貞操を奪われる恐怖に、女占い師は泣きわめき抵抗する。
「や、やめろ! わたしの穴に入れるな! その汚らわしいモノをどけろ!」
 凍騎が助手のティティスに言った。
「ティティス、この女の言語中枢を作り替えろ……別星系の言語体系に書き換えろ、文字体系もその書き換えた星のモノにするんだ……そうすれば、この女の発する言葉と文字はこの星の住民には、誰も理解できなくなる……対触手生体兵器のコトは後生に伝わらない」
 ティティスから伸びた触手の先端が、女占い師のコメカミに密着する、言語体系を書き換えられた女占い師の口から「キーッ、キーッ」という耳障りな動物の鳴き声のような声が響く。
 凍騎は、そのまま女占い師の膣穴にぺニスを突き刺して、女の処女を奪う。
「ギギィ──ィ!? ギグァァ、ギギギィ!!」女占い師は涙を流しながら、未知の言語で絶叫する。
 開始される抽送……鮮血と混じってピンク色に変わる愛液……女占い師を犯しながら、凍騎は近くに蠢いている黄色触手の中から、女占い師の記憶から抜き出した『対触手生物兵器』の知識をデータ記録化した、石板のようなモノを眺める。
「そうか……王宮の方にも、対触手用の対策が二段構えで、とられていたのか……本格的な触侵が開始される前に、知ることができたのは運が良かった……王宮の方は黒触手の分隊に連絡して、対応させよう」
 凍騎は腰をグラインドさせて、触手への毒素効力を失った穴を責める。
 女占い師の一族が長年に渡り、代々準備を続けてきた触手撃退の計画は徒労に終わった。

 そして、女の口腔から胃袋にまで侵入した触手の、媚薬体液が女占い師の体内に投与され。
 処女を失った女占い師は鈍痛と悲しみの中、凍騎からマ○コに抜き挿しされるチ○ポで何度も絶頂させられた。

「グギィィィ……ガガガガガッ!?」

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あきゅろす。
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