新人類開発計画A

 謎の生物による紗那と翔摩への肉体改造は続く。
 二人の肉体へ生体ナノマシン注入……新たに形成した異体生殖器を維持するホルモンの分泌……今までと異なる肉体へ適応するための精神と認識の改造。

 姿を見せない謎の生物は、オレンジ色をしたタコ型生物のアドバイスに従って紗那と翔摩を改造した。
《アドバイスはされていないが、妊娠期間は六ヶ月にしよう……妊娠中も発情して交尾可能にしよう……生まれてくる子供たちの生殖器は十八歳前に、交尾可能な成熟状態になるようにしよう

 すべての改造が終了すると、医療触手は床に引っ込み。紗那と翔摩は数回瞬きをして上体を起こして自分の体を眺めた。

「あッ……あッぁ」
 翔摩は怪訝な表情で膨らまされた胸を揉み、股間に形成されてしまったマ○コをいじくり回し。

 紗那の方も自分の体に作られたチ○ポをさすって確認する。
「んッ……んッ」

 やがて、台から降りた二人は向かい合うと、不思議そうな顔で互いの裸身を観察してから。
「おはよう……好きだよ」
「おはよう……あたしも好き」
 と、言って紗那は翔摩の乳房とマ○コを、翔摩は紗那のチ○ポを、それぞれ触って互いの存在と愛を確認した。

 それから数ヶ月間……紗那と翔摩には、ドーム内のシュミレーション室で。
 絶滅しないように、外界の環境で生存していくスキルを修得させられた。
 謎の生物は紗那と翔摩に強靭な肉体と身体能力を与え。
 逃げる野生動物に全裸で走り追いつき〔最高時速のチータを軽く追い越すスピード〕石斧や石槍で仕留めて捕食するスキル。
 岩山〔ビル十階の高さ〕を跳躍する身体能力や、獣の爪や牙でも傷つかない強靭な皮膚を二人に与え仕上げた。

《もうドームの外に出しても大丈夫だ……昼夜セックスに励め》
 紗那と翔摩は、裸でドーム外におっぽり出され。
 紗那と翔摩は全裸のまま、洞窟を居住にして狩猟をして過ごした。

 雨季の雨雲が近づく草原で、翔摩が叫んだ。
「紗那、そっちに回れ! 獲物の進行方向を塞ぐぞ!」
 胸を揺らし、フルチンで疾走する翔摩が、横を走る石斧を持ってフルチン走行する紗那に指示する。
「わかった」
 女体の男性性器でバランスをとりながら、獲物の前に回り込んだ紗那は獲物の脳天に石斧を叩き込む。
「どりゃあぁ!!」
「びひぃぃぃ!」
 断末魔の叫びをあげて即死するイノシシに似た動物。
 紗那は裸身に鮮血を浴びた。
 翔摩が石のナイフで、仕留めた獲物の解体をはじめる。
「やったな、今夜はごちそうだ」
 翔摩が手際よく仕留めた獲物を捌いていくのを眺める紗那は。血に興奮した様子で乳房を揉み、女のチ○ポをさする。

 獲物の皮を剥いでいる翔摩も、血まみれの手で男のチ○ポをしごいた。
 空が曇り、夕立が二人の体に付着した血を洗い流す。
 雨に濡れながら興奮した紗那が翔摩に言った。
「はぁはぁはぁ……翔摩、あたし、もうダメぇ……我慢できない抱いて」

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