【生きている性欲処理人形】@


[以前にも似たような小説を書いているかも知れませんが、どこか少しは変わった箇所もあるかも知れませんので(一人の人間のエロ創作で、長いこと書いていると、バリエーションも枯渇してきますから)]


 それは、天の川がくっきりと見える、七月七日の七夕の夜……河原の草むら上空を、薄緑色に怪しく光るUFOが旋回していた。

 UFOの底部から緑色の光りが、草むらに向かって照射されたかと思うと。
 底部から吐き出された全裸の女が、葦草の中へと落ちてきた。
 投棄されたような形で落とされた裸の女をしばらく緑色の光りで照らしていたUFOから、黒い皮のハンドバックが裸体の近くに放り投げられ。
 女体放置をしたUFOは、そのまま急上昇して去っていってしまった。

 UFOが去った後には星明かりの下で、葦〔あし〕草の中に裸で横たわる女性と。夏虫の鳴き声だけが聞こえていた。
 女の胸や腹が上下しているのを見ると、女は生きているようだ。

 やがて、土手を走ってきた一台の軽自動車が、女が不法放棄された場所の近くに停車して。
 運転席から下りた男性……翔摩は、手にしたライトで葦の中を照らす。ライトの明かりの中に女の白い肢体が浮かび上がった。

 恐る恐る、女に近づいた翔摩は女の心臓がある辺りに触れて、鼓動を確認する。
「生きている……UFOが見えたから来てみたけれど」

 女の近くに落ちていたハンドバックの中身を探ると、身元を証明するモノが出てきた。
「紗那って言うのか……この女の名前。さてどうしたらいいものかな。やっぱり警察に拾得物として連絡した方が?」
 少し落ち着いた翔摩は、あらためてライトで紗那の裸体を照らして観察する。
 魅力的な女の裸に、翔摩はゴクッと生唾を呑み込む。

 数回、周囲を見回して人の気配が無いコトを確認した翔摩は、全裸の紗那を『お姫さまだっこ』で抱えあげると、そのまま軽自動車の後部座席に運び込み河原から持ち帰った。

 アパートの自分の部屋へ、誰にも見られないように紗那を運び込んだ翔摩は、寝具の上に裸の紗那を寝かせ眺める。

(思わず落ちていた女を持ち帰ってしまった……これって、バレたら犯罪になるのかな?)
 紗那の裸体を眺めていると、紗那はムラムラしてきてチ○ポが勃起してきた。
「今日は静かに寝かせておこう」

 翔摩は紗那の裸体に、布団を掛けると。添い寝をするような形で自分も全裸姿で横になり、紗那の横顔を眺めながら眠りについた。

 翌日……翔摩は紗那の裸体サイズをメジャーで計った。
(いつまでも裸で寝かせておくわけにもいかないからな……サイズに合った下着や服を買わないと)

 足の先から頭までの身長を計り、座るような形で寝具に起こしてバストとウェストを計る。
 ヒップは少し苦労しながら、寝かせた紗那の両足を軽く持ち上げた格好でメジャーを巻いて計った。
 紗那の足のサイズや足の長さを計り終えた翔摩は、通販で女性モノの衣服を注文した。
 その日の夜に届けられた衣服を、翔摩は紗那の体に着せ替え人形のように着せはじめた。一日が経過した紗那の体は、関節が固定できるように変わっていた。
 手足を曲げれば、曲げた角度のまま停止する。
(まるで人形みたいだ?)

 翔摩がネット通販で購入した下着は、アダルトショップサイトの購入カゴに入れて買った過激な下着だった。
「さあ、この下着でオレ好みの女に、カスタムマイズして変えてやるからな」

 いやらしい下着を着せられ、露出が多い衣服を着せられた紗那は、記念写真を撮られた。
 写真を撮り終えた翔摩が言った。
「さあ、紗那の服を脱がすよ……母親から誕生した時と同じ姿に紗那はなるんだ……ハッピーバースディ、紗那」

 そして、何回も翔摩の手で衣服を脱がされたり、着せられたりを繰り返させられ……その日は終わった。



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あきゅろす。
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