A女体改造

 次の瞬間、リーダー女は流依の乳首に両手の人差し指を突っ込んで、左右に引っ張り広げる……パリッパリッ……乳首が糸を引いて左右に裂ける。
 自分の体の変化に悲鳴を発する流依。
「きゃあぁぁぁ!? な、なななななっ!?」
「ふふっ、驚かせちゃった……眠っている間に、乳首にちょっと手を加えたの……それじゃあ、単細胞生物をオッパイに注入するわね」
 エンピツほどの太さがある管が左右の乳首に射し込まれ、青緑色をした
液体が両乳房に注入されていく……ジュルッ、ゴボッ。
 流依は、乳房に入ってくる得体が知れない生物に顔面蒼白で発狂しそうだった。
「あぁぁぁぁ……いやぁぁ!」
「そんなに嫌がるコトないじゃない……あなたのお尻の丘にはすでに注入済みなんだから。注入が終われば元通りの乳首になる」

 モニターの中に映っている流依は、股間に蛇腹チューブが繋がったアワビ貝のような器具があてがわれ、眠りながら腰を蠢かせていた。
 リーダー女がモニター画面の中で、数時間前の改造処置をされている流依について説明する。
「いやらしい腰の動きをしているでしょう……二時間ほど前の、あなたよ人工ヴァギナをマ●コに密着させて腰にレズの動きを覚えさせているの……流依は、覚えが良かったからすぐに覚えたわ」
「そ、そんな腰の動きを……あたし、覚えて……あうっ」
 乳首に挿し込まれていた管がズプッと引き抜かれ、開いていた乳首の亀裂はゆっくりと閉じていく。
 リーダー女が流依の乳を揉みながら言った。
「それじゃあ、乳を大きくしてみましょうか」
 別の女性が、バストが大きめの女性ヌードパネルを取り出して流依に見せる。
 リーダー女が流依に言った。
「流依の胸は少し小さいから……あのパネル写真性の女性の胸くらい大きくなりなさい」
 その言葉を聞いた流依の胸がプクゥゥと、まるでバルーンでも膨らむように大きくなった。
 自分の胸の変化に驚く流依。
「な、なんですか!? これ!?」
「流依の無意識に、乳房に注入した生物が反応して膨らんだのよ……肉体変化は成功ね、時間が経過すると膨らんだ胸は自然に萎む──それじゃあ最終の意識改造を行うから……眠って」
 流依の鼻と口を覆うように、吸引式の麻酔マスクがあてがわれる。
「うぅ……うぅ」
「目覚めた時には、『女性同士で愛し合うレズ行為が当たり前』だと思うように意識変換されているから……おやすみなさい」

 モニターの中に映る仰向けにされた自分のヒップに、乳房に注入されたのと同じ生物が注入されているのを横目で見ながら、ショートヘアの流依は眠りの世界に落ちていった。

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あきゅろす。
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