小噺 Time never healed our wound (元隆?/暗) ー望んだのは、俺 決して自分に注がれることはないことを知りながら ー断ち切ったのも俺 ただ捨てられることを恐れて 言葉が欲しかったワケじゃない 束縛したかったワケじゃない 積み重なった「約束」の中に一つでもいい、 「証」が欲しかかっただけ ーーーーーーーーーーー ー去っていったアイツに何を言うこともなく ただ少し、自傷気味に笑った ー約束なんて、最初からなかった ありもしない約束に振り回されているところを見ては、 ほんの少しの楽しさと共に、埋められることのない満足感に苛立った ーだからもっと、苦しんで ー本当に求めるのなら、 もっと 傷付いて、苦しんで。 悲痛なその声を聞かせて。 いっそ2人、壊れてしまえばいいー… ー時は傷を癒してはくれなかったー ーーーーーーーーーーー 多分、元隆。 過去の傷がまだ、癒えない [*前へ][次へ#] |