華を咲かせよう
5.つくる×終稀 リクエスト
ゆうき様のリクエスト
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終稀said
今日はつくるとデパートデート。
そう、デート。つくるとデート。
あんの生意気な弟は、部活の新人戦とかで今日は欠席。だから、つくると俺だけっ!。
「やべぇ……にやける……」
因みにここはデパートのトイレだ。
流石ににやけ顔を周りの連中に見せる訳にはいかないので、俺は個室に籠ってる。
つくるとデートなんて何ヶ月ぶり?
いつもあの弟のせいで邪魔されるが、今日はいない(出て行く時に杏にドヤ顔かましてきた)。
「………あ、こんなとこで時間を潰す訳にはいかねぇ!」
貴重なデートの時間を俺のせいで潰すのは嫌だ。それに、トイレの外で待たせてるけど……あの可愛いつくるだ。どうせ……
「やっぱり……」
「離してくださいっ!僕、男なの!」
「こんなに可愛い男なんているわけねぇだろwww」
「そうそうw。それにこんな可愛い子なら男でもいいし〜♪」
たかが五分程一人にさせただけでこれだ。
いや、つくるが可愛いのは認める。
だけど……
「泣かせやがって……」
喧嘩はつくるが泣いたからやめたが、
俺の大事な弟を泣かせたんだ。
関節をポキポキと鳴らし、俺はつくるに近づいた。
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「終兄ぃぃ、ふぇぇぇ」
「よしよし、頑張ったなつくる。
だから、ほらアイス買ってやるから泣くな〜」
ちょちょいとさっきのクズ野郎どもを蹴散らし姫さんを助け出し、ただいまデパートから出てきたところだ。つくるが泣いちまったんだ。こんな可愛い泣き顔を、他の奴に見せるなんて俺が許さない。
「一人にして悪かったな……?」
「うっひっく……終兄のせいじゃ…ないもん…」
涙目+上目遣い=理性総動員
実の弟だし、別に俺は男が好きでもないけど………うん、反応する←。
「つくる、怖いことがあったら迷わず俺を呼びなさい」
「うぅ……?」
「呼んでくれたら駆けつけるから。
あっ、呼ばなくても駆けつけるし、絶対守ってやるから」
ふわふわな髪を撫でながら、優しく言う。
「迷惑じゃない……??」
「バーカ、可愛い可愛いつくるが困ってるのを見捨てる訳ねぇだろ。わかったら返事」
「うぅ可愛いくないのに………」
「ん?」
「………ありがとう、終兄〜」
「どういたしまして。さっ、こんなとこで泣いてないで、アイス買うぞー!」
「う、うんっ!」
ゴシゴシと目元を擦り、笑うつくる。
うんうん、つくるはやっぱり笑顔が可愛い。
貝殻繋ぎをしながら、俺たちは再び自動ドアを潜るのだ。
Fin
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初めてのリクエストで………
お気に召したでしょうか……あぁ、文才欲しい←切実。
結構グダグダな気がぷんぷんします。
少しでも萌えてくだされば、嬉しいです。
まだリクエストは受付中です←←
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