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平々凡々 未来設定


夢はいつかの現実。もっぱら暇を持て余している状態で、特にこれといってやりたいことがあるわけでもなければ見つける気もない。それなりの平和だ


「ねぇ」


ねぇ、ねぇ、ね。今日も平和だね。ね、ね。誰もがそう言うと頷く。ずっとそうであれと祈ってるみたいで少し滑稽


「ナルトのじっちゃんはいつも忙しそうだけどさ」


何をしてるの


「こんなに平和なのに」


あまりにも退屈だったから火影室に行ってそう聞いてみたらさっさとアカデミーに戻れと言われ追い出された。老いぼれ爺のくせに偉そうに


「名前!お前また火影様に迷惑かけて!」


「だって暇なんだもん」


「いいか?お前がそうしてられるのは火影様の努力故なんだ!木ノ葉が平和なのは」


「忍の存在あってこそ、でしょ。聞き飽きたよセンセ」


努力って、何かを隠すみたいにしてるだけのくせに


「…お前にも分かるさ」


その言葉の本当の意味が、近いうちに。そう言って先生は私をアカデミーまで引っ張っていく。わかんないわかんない。だってこんなにも平和なんだよ?何もしなくてもいいじゃん。忍なんてそんなにいらないじゃん。平和なんだから











平々凡々
(その正体なんてもの知らなくていいよ。なんかめんどくさそーだし?)






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あきゅろす。
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