今だけは、こうしていたい。きっとこれを終えたら、君は消える
「ふふ、変な顔ね」
「そうか?」
「テマリにカンクロウ。そしてもう1人が産まれたら、もう暫くは嫌よ」
優しいその手で自らのお腹を擦る妻の姿。だが、その中にいる子供に俺はあの化物を
「あぁ…俺も忙しくてろくに子供の相手が出来ないからな」
許してくれとは言わない。恨まれたとしても、君を犠牲にしても俺は風影。この砂の里力を上げなければ、何も護れない
「本当、今日の貴方は変ね」
我を愛する修羅
(そうして君は産まれた)
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