[15]小規模会談(四天) 一「謙也」 謙「ん?」 一「白石の髪て、地毛か染めとるかどっちや」 謙「あぁ。あれは地毛やで。一歳とかの写真見たことあるけどあの色しとったもん」 一「ほな金ちゃんはどや」 謙「あれは染めとるやろ。生え際のほう黒なっとるし」 一「何気に厳ついな」 謙「そらユウジやろ。緑とか」 一「似合うからえぇねん」 謙「似合うっちゅーか見慣れたっちゅーか」 一「そこはそやな、でえぇんじゃ」 謙「そやな」 一「ちゅーか俺ら基本的に派手すぎやろ」 謙「それをユウジが言うんか」 一「髪の色からピアスとかスキンとか、巨人とか」 謙「オカマとかもな」 一「小春は小春じゃ!」 謙「そこキレるポイントちゃうやろ」 一「それは後で話し合うとして、俺はこの派手な連中の中でも最も派手なやつを決めたろ思ってんねん」 謙「ちょ、小春について話し合う意味ないし」 一「なんやかんや白石や思うねんな。エクスタシー、とかキメ台詞あるし聖書っちゅー肩書きもあるしな」 謙「確かにそれは俺も同意見やけど、派手いうたら見た目だけの問題やろ」 一「うーん。言うたら白石の見た目は派手って感じやないか」 謙「そうなったら接戦になってく、」 小「お前らいつまで着替えてんのや。はよコートに出てきいや」 謙「…ユウジ」 一「……あぁ。完璧にコイツやな」 小「?」 四天宝寺のレギュラーを横一列に並べたら間違いなく小石川が一番派手、なのに存在感が残念すぎる(--;) ←→ |