[14]部長のＣＤ(四天)
謙「そういや白石ってさ、誕生日にアルバム出したよな」
財「セカンドアルバムも今月に出るらしいっすわ」
一「ファーストアルバムでオリコンチャート４位やろ？二枚目はどないなるんやアイツ」
謙「っちゅーかアルバム出しすぎやろ。白石ばっかセコいなぁ」
財「そら部長やからしゃーないでしょ。完璧をベースに聖書語ってはるんですから」
一「アルバム二枚リリースしとるんはな、実はライブやるかららしいで」
謙「うそやん！」
財「！」
一「俺が思うに白石は氷帝の跡部を越す気や」
謙「お、俺ら関係者席で見れたりすんのかな」
財「え。謙也さん見に行くんですか」
一「俺は寧ろステージに立ちたいわ。小春と一緒に踊ったる」
謙「おま、そんなんしたら白石ファンに殺されんで！」
財「っていうかテニスは」
謙「え？」
財「せやから部長はテニス部の部長っすよね。あの人何やってんすか」
一「そ、それは」
財「それは？」
謙「テ、テニス布教ソングや！白石は全国にテニスの良さを教えるために歌っとるんや！多分っ…」
財「カブリエル白書」
一「う、」
財「エクスタシー侍のテーマ」
謙「えー……と」
財「テニス布教ソングにしては、部長ボケたがりですね」
謙「ははは、」
一「あははははは」
財「ま、しゃーないっすわ」
白石だって人気者になりたいっていうお話
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