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[11]イジメ(四天)

白「なんでやねん…なんで俺は寝坊してもうたんや。無駄のない俺、グッバイ」
謙「ちょ、白石。いつまで落ち込んでるつもりなん。その落ち込みが無駄やと思うで」
白「……………………謙也、俺はもう無駄のない男やない。遅刻した時点で時間を無駄にしてしまったことを露呈した俺は無駄のある男や。つまり無駄があってもええということは没個性的な存在に成り下がるということや。さながら謙也からスピードを取って浪速のスターになったようなもんや」
謙「間長いし、スターは気取るしどうツッコんでえぇんか分からへんし、俺からスピードとったらもうスターも気取れへん俺は何?あー、落ち込んできた」
白「落ち込んでもえぇよ。謙也はもとから無駄のあるスピードスターやもん。俺は今日から無駄のある浪速のスター」
謙「無駄のあるて…つまり俺が没個性的な平民ってことかい」
白「ええやん。自分スピードあるんやし。俺なんかスターだけやで。スターて、浪速のスターてなんやねんいや、もはやスピードスターて何やねん。謙也て何なん?え?よくスピードスターとか名乗れるよな。凄いわぁ」
謙「新手のイジメには対応出来ひんからさ、ちょっとオブラートに言ってくれへんとさ、俺のハートへの傷は酷いもんさ」
白「あ、ごめそごめそ」









もう終われヽ(^p^)/



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