テニプリ×黒バス
アドバイス
体育館には10人ぐらいの男子がいた。
キュッ、キュッ・・・シュッ・・・バン・・・。
1人の男子がスリーポイントシュートをうった。
・・・が入らなかった。
入らなかったボールがこちらへと転がってくる。
「もっと重心、低くしたら?」
男子「え?」
「いいから、早く。」
そう言って俺はボールを渡した。
そして彼は先ほどよりも重心を低くしてシュートをうった。
シュッ・・・
男子「は・・・入った!!入ったー!!」
彼は信じられないとでも言うように喜んでいた。
その様子を見て、こちらまで思わず笑ってしまう。
男子「オマエ・・・シュート入れたのかよ・・・。今まで1度も入ったことなかったのに・・・。」
男子「オレの悪いところはどこですか??」
男子「ずるいぜ!!俺は?」
そう言いながら体育館にいた男子が集まってくる。
ど、どうしよう・・・。
「え、えーっと・・・じゃあ1人ずつシュートうって。」
それからは1人ずつアドバイスをしていった。
全員目を輝かせながら俺の話を聞いていた。
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