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私がジュエルマスターです!
マスター宣言
「マスター?どうかしましたか?」


オーブさんが首を傾げながら聞いてくる
くそぅ‥‥!
美人は何をしても美しいのか!?


あ、いやいやそんなこと考える暇はない!


「あ、あの!私は四人家族で父はただのサラリーマン、母は専業主婦‥といっても
ぐうだらアラフォーですけどね!あはは‥‥
兄は大学生で、彼女絶賛募集中です
そしてこの私、そう、私ですよ!!
今までフツーに生き、平々凡々の生活を送ってきたピチピチの16歳ですっっ」


はぁ‥はぁ‥はぁぁぁ


超☆弾丸トークをしたおかげでっ息がっっ


「マスター」


「な‥‥なんですかっ今、ちょっと息が‥」


「あなたはまだ真実を知らないのですね‥」



「えっ?」

息をととのえるのに意識がいきすぎて聞いてなかった


「すみません、もういち「わかりました」

かぶせられた‥


「もし、全ての星宝石が集まった時
貴方の願いを叶えましょう‥
貴方にはその資格があります」


願いを叶える?
そんな上手い話に誰かのりますか!
詐欺じゃあるまいし



誰が‥‥



「‥‥願いってなんでもいいんですか?」


「勿論です」


‥‥‥。





「‥やります‥やらせてくださいっ
そのじゅえるますたーってゆーのに!」


「‥ありがとうごさいます、マスター」



「で、その星宝石はどこにあるんですか?」


「それは『キィイイイイィィィイイアアア』


突如、私とオーブさんの後ろの方から耳を塞ぎそうになるほどの奇声が聞こえた


「な、な、何事ですかー!?」

振り返り、その姿を見た‥


そこには蜘蛛のような体駆の化け物がいた


「何ですか、アレ‥」

「あれは人の欲望を吸い尽った星宝石の化生
星喰いと呼ばれるものです」

「マスターにはあれを浄化して欲しいのです」



「辞めていいですか」

「ダメです」

「嫌だぁぁああああぁぁぁあ!!!!」

「ダメです」




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