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REBORN!
どうして?
「どうして草壁さんは大きいの?」

「…生まれつきだ」

「どうして草壁さんは葉っぱを食べてるの?」

「食べている訳ではない」

「どうして草壁さんはヒバリさんの下僕になったの?」

「委員長は素晴らしいお方だからだ」

「じゃあ、どうして草壁さんは頭の上に夜宵を乗っけてるの?」

「………委員長の指示だからだ」






回想

「これ、夜宵。

よろしくしなくていいけど、僕のお気に入りだから。
ちょくちょく並中にも遊びに来ると思うから」

草壁の頭に乗せる。
肩車じゃなくて、本当に、ポテンと乗せる。

「……………自分は何を………」

「校内を練り歩いて来て」

「は?」

「それで風紀委員の身内だって皆解るだろう?」

「何で自分が?」

「一番でかくて目立つから」






「遅い。この僕が迎えに来ちゃったじゃないか」

「委員長!?」

「おいで、夜宵」

「何やってるの!?」

「あ、お兄ちゃんだ!」

「チ、草食動物か」

「あのねお兄ちゃん、かくかくしかじかなの」

「夜宵…。

それなら、草壁さんよりもヒバリさんの方が目立つんじゃないかな」

「…そうだね。
おいで、夜宵」

「ヒバリさん!?冗談だったのに!?」

「わーい!ヒバリさんの頭――」


その後、雲雀恭弥の頭に乗るちびっこ、という事で、夜宵は並中関係者から恐れられる存在になった。


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