REBORN!
バレンタイン.2
「何だよツナ、並盛中の昇降口なんかに呼び出して」
「野球バカ、10代目のお呼び出しだぞ、何か深い意味があるに決まってる!」
「何で僕まで。
わざわざ群れさせるなんて、咬み殺されたいの」
「クフフ、いいじゃないですか、たまには」
「オレ、早く夜宵と公園行きたいれす」
「…めんどい」
「オレは極限部活に行きたいぞ!」
「ランボさんもー。
ハルの所と京子の所行ってチョコレートもらうんだもんね」
「「「「「「「(そう言えば今日は!!)」」」」」」」
「はい、皆、今から階段使ってグリコやるよ」
「は?」
「ルールは皆知ってるよね。
後、もう一つして欲しい事があるんだ」
そして、大人数のグリコが始まる。
「「「「「「「「「「じゃんけんポン!」」」」」」」」」」
「夜宵の勝ち!
ち.よ.こ.れ.い.と!」
「「「「「「「「「「じゃんけんポン!」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「ぐ.り.こ!」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「じゃんけんポン!」」」」」」」」」」
そして…
「夜宵上がり!」
「すごいね。夜宵が一番だ」
「お腹すいた!夜宵帰る―――!」
「あ、階段走ったら危ないよ!」
「時間が掛かったな」
「この人数なら仕方ないだろ」
「沢田綱吉、もしかして僕達を呼んだのは…」
「夜宵のチョコレートのお裾分けです、ヒバリさん」
「クフフ、いい情報ありがとう。
夜宵はじゃんけんの時…」
「最初にチョキを出すんらな」
「…めんどい」
「極限に決まっているのだな」
「…守護者の皆にお裾分けしたんだから、来月は3倍返しよろしくね」
「「「「「「「(そっちが本来の目的か!)」」」」」」」
「お兄ちゃん、早く―――――」
「は―――――い。ちょっと待って!」
因みにお子様なランボさんは疲れてツナの背中でおやすみです。
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