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REBORN!
野良犬達との出会い
いつも遊ぶ時は公園の夜宵と犬。
今日は犬の家に遊びに行く事になった。

「たらいまー」

「丁度おやつの時間に帰って来ましたか…」

「骸さん?」

「……………捨てて来なさい」

「いやらっ飼ってもいいれしょう!?」

「何めんどい事やってるの?」

「「いや、ついノリで」」



おやつを食べながら。

「両手で掴んで食べる姿が小動物の様で、飼いたくなる気持ちは解りますね」

「でもウチに動物を飼う余裕は無いですよ…っていうか、めんどい」

「らから違うって言ってんらろ、なぁ、夜宵…」

居ない。

キョロキョロと探すと、

「…………………」

「…………………」

ドアの近くでいつの間にか帰って来た髑髏と見つめ合っていた。

「…何やってるんでしょう?あの二人」

「…さあ?」

「っていうか、近付くらよ!」

「…………………」

「…………………」

髑髏が人差し指を出す。

「…………………」

「…………………」

夜宵がその指を握る。

「…………………」

「…………………」

コックリと二人同時に頷いた後、手を繋いでテーブルにやって来る。

「骸様、おやつ食べに来た…」

「おやつ――――!」

「「「何?!今のコミュニケーションは?!」」」




「夜宵と言うのですね。名字は?」

「沢田夜宵、4才です!」

「「「「え?まさか」」」」

「と言うか、犬も知らなかったんですか?」

「いっつも公園で遊んでらから…」

「めんどい」

「お兄ちゃん…いる?名前は?」

「沢田綱吉!4才!」

「「「「え!?」」」」

「じゃなくて、14才!」

「「「「やっぱり…」」」」





「夜宵―――――――!!ここか―――――――!!」

「お兄ちゃんだ!」

「何で解ったんですか?沢田綱吉」

「超直感(と言う名のシスコンパワー)」

「なるほど。しかし、帰すと思いますか?」

「な、何?!」

「夜宵は今、僕の手の中(というか、膝の上)。
契約するのは簡単ですね」

「(くぅ、うらやましい!)夜宵を返せ!」

「何か、心の声が聞こえたびょん」

「変態だ」

「返して欲しければ、君が契約して下さい」

夜宵の首に剣を当てて。

「クフフ…。君に憑依すればこの小動物も手に入る」

「骸さん、鬼れすね」

「悪魔じゃない?」

「何とでも言って下さい」

「ピー野郎」

「は?」

「ピ―――でピ―――なピ――――――のくせに」

「「「…………」」」

「夜宵、女の子がそんな言葉使っちゃ駄目!お兄ちゃん許さないぞ!誰に教わったのさ」

「シャマル」

「あんの変態か――――――!!

アイツを倒さなきゃ、死んでも死にきれねえ」

「「「シスコンキレた―――――!!
ハイパー死ぬ気モード!!」」」

「夜宵、帰るよ」

「はーい。犬ちゃん、バイバイ」

「バイバイびょん」

「…骸様、夜宵ちゃん帰りましたけど…」


あきゅろす。
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