怖いくせに
「ぎゃー!!!」

「元気うるさいよ。」


今日は立海メンバーと私もまじって、夏のふうぶつし大会をしています。
と言ってもただの怖い話である。小野くんに誘われたんだけど、さっきから隣に居る大河さんがうるさい。

それを横目に一言入れてる八神さんも怖いけど。

知らなかったけど大河さんはこういう『怖い話』が苦手らしい。

驚く前に横で大声をあげられるのも恐怖感にかける。


「大河さん、うるさいですよ!」

「うっ、うるさいなぁ」

桐「うるさいのは元気だろ?」

「もー、怖いなら来なきゃよかったのに。」

「だって!お前ら強制だっただろ!!」

夕「それだけじゃないだろ〜?」

兼「え、そうなの?」

八「元気は苗字っちが来るから来たんだよね?」

「ちょっ!王子!!」

「「「「あははは」」」」



みんなに笑われた大河さんは「つ、次、苗字さんの番!」と私を指差す。


なによ、怖いくせに。

気づいてる?私の手に大河さんの手が乗っかってるの。
暖かくて大きい手はなぜか私を安心させて怪談話も全然怖くなかった。







「元気君、汗すごいよ」
「う、うるさい!」





-ao-
暑くなってきたのでこういうのも。余計暑いですね









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あきゅろす。
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