ココア
『ピピピピピ……』

枕元の時計がせわしなく鳴る。針は朝の7:00を指していた

隣には愛おしい名前の寝顔




「名前」

「・・・すー・・・」


「起きないと遅刻する…」

軽く揺すってみても全く起きる気配が無い
可愛い寝顔を見たいのは山々だけどな…


早く起きないと…

パジャマの裾から手を忍ばせ温かい体に直接触れる
それが子供の体温みたいに温かくて…


「…あんまり可愛い顔で寝てると襲うぞ?」

「んぅ〜………スゥー…」


体を触りながら耳元で囁いてみるが全く起きない

変な考えを止め裾から手をだす。このままだと自分の理性が持たない
仕方なくベッドから降りると、朝はまだ少しひんやりする体に伸びをし
布団を名前から引きはがし頭を撫でてやる。
目は開いていないが小さく聞こえた朝の言葉
軽くキスを落としキッチンへ向かう



名前が起きてくるのと、俺がココアを入れ終わるまであと10分。




君と朝のココア





「やすかぁー…」
「ん?」
「おかわり。」
「はいはい」







-ao-
ヤスカくんは朝は苦手そう。




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あきゅろす。
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