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鷹龍学園
逃げる



………。

…うん。やっぱり自分の思い通りにはいかないみたいだね。…勉強になったよ。




「…なにか?」

…恐る恐る聞いてみる。




「なぜ逃げる。」



なぜって…
そりゃぁあんた等と関わりたくないからだよ…。






って言えるわけもなく…



「…ぇ、それは…てか、逃げてるわけじゃ「お前等と関わりたくないから。」








って!海斗!!
それ言っちゃう!!言っちゃうのか!!




「…ほぉ。俺等と関わりたくないてぇ?」



…ほーら俺様が怒った。



「あぁ。そう言うことだから、一生関わらないでくれよ。」




「…それは無理だな。」


ほら無理だって…

って、え!?なんで無理なんだよ!




「…葎は渡さねぇからな。」



…ぇ。なんで俺ι




「それは葎が決めることだ。お前は関係ねぇだろ?」


「…あんたにも関係ねぇと思うがな。」







って
こりゃ拉致があかないよ!

よし、ここは一先ず、逃げる!



「よし!海斗、一真。ここから部屋まで競争だ!!」

「「はぁ?」」


「位置について〜よーいどん!」



ダッ


「おぃっ葎っ…」
「…ちょっ」



2人が慌ててるけど、今はかまってらんねぇ。

俺は2人の手を掴んで、そして猛スピードで食堂を出ていった。





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