鷹龍学園
2
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ガチャ
俺等はあれから教室を出てこの部屋に来た。
ここは俺たち専用の部屋だ。親父に頼んで造ってもらった。
ドカッ
俺は真ん中にあるソファーに腰を下ろす。
ほかのヤツ等も。
「…舜。どう?この学校。」
「…最悪だ。」
俺は朔の質問に答える。
…あんなうぜぇヤツ等がいるなんてマジありえねぇよ。
「…そっか。」
「あ、…だがアイツは気になるな。」
俺の口元がつり上がるのがわかる。
俺がそう言うと、こいつ等の動きが止まった。
「アイツって葎君のことだよね?」
「…まぁな。」
俺はアイツを見たときマジでびびった。
あり得ないくらい
綺麗で…。
それだけじゃねぇ…
アイツは俺の腹を蹴った。俺に歯向かうヤツなんて今まで1人もいなかった…。ましてや俺に蹴りを入れるヤツなんて…。
だからかもしれねぇ…
俺はアイツに…興味をもった。
…ハハ。これからが楽しみだぜ。
〜舜サイド終わり〜
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