鷹龍学園
舜サイド
〜舜サイド〜
「…うるせぇんだよ!!」
ガンッ
俺は自分の机をおもいっきり蹴った。
マジこいつ等うぜぇ…。
俺等の周りで騒ぎやがって。これだから学校なんか来たくなかったんだよ。
「…おい、お前等行くぞ。」
俺はそう言い、教室を出た。俺に続きあいつ等も教室を出る。
俺等がこの学校に来たのは、俺の親父のせいだ。俺の親父はこの学校の理事長やってる。親父は俺等を自分の学校に招き入れやがったんだ。
理由は…たぶんアレだ。
…俺等が荒れていたからだろう。
俺等は学校にも行かず喧嘩ばかりしていた。
毎日って言っていいほど。
まぁそれはそれなりに楽しかった。あいつ等と一緒に馬鹿やって騒いで…こんな生活も悪くねぇなって…。
だけど、一度だけ警察ざたになったことがあった。俺等も正直焦った。…これは流石にやべぇなって…。
そん時だ。親父が俺等を助けてくれたんだ。親父の権力で揉み消して…。
マジ助かった…。
って俺等全員思った。
だけど、親父は俺等にこう言ったんだ…。
「お前たちには私の学校に来てもらうよ。」
…当然拒否権はなし。
そんで、みんな仲良くこの鷹龍学園に来たってこと。
…今考えるとなんか腹立つ。
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