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鷹龍学園




「…葎、ここに居ても危なそうだから場所移動しよ。」



「………恭哉。」


「……どうしたの、葎。」


「恭哉ぁぁー!」



俺は、一緒に草むらに隠れていた恭哉に抱きついた。

……もう、俺には恭哉しかいない。俺の癒しはお前だけだぁぁー…。



「ちょっ、葎//、お願いだから、急に抱きつくな。………びっくりするだろ。」


「……ごめん。」


「…いや、そ「いたぞ!お前らこっちだ!」

ヤバっ、見つかった…。葎、走るよ。」



「うぇ?っと、恭哉!」



俺は恭哉に手を引っ張られ、そのまま走ってその場から逃げた。



あ、そうだよ。今は鬼ごっこ中だった。


鬼に捕まったらそこで終わりだ。




「恭哉、今からどこに行く。」


俺は走りながら、恭哉に聞いた。



「……このままじゃ、追いつかれそうだから、校舎の中に入ろ。」


「……そうだな。」



そして、俺たちは校舎に向かって走った。



よし、もうこの際、絶対逃げきって、豪華商品をゲットしてやるー!

頑張れ、俺!




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