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鷹龍学園



「うわぁ…人多っ。」


体育館に入った俺たち。




ヤバい…人が多すぎる。


集会のときも多いけど、なぜか、こういう行事のときは倍以上に人が増える。


まぁ、たぶん、みんな退学にはなりたくねぇんだろ。

あれがホントかはわかんねぇけど…。

てか、行事以外の集まりのときはみんなサボってるってことだよな…。


うわぁ…この学園には不良がいっぱいだ。





「葎、何そこで固まってんだよ。俺らも早く並ぼうぜ。」


あ。


俺は一真のその言葉で、自分が入り口のとこで固まっていたことに気づいた。



あはは…通行の邪魔だったね。







それから俺たちは各自自分の場所に並んだ。


あー…今から始まるのか。




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