鷹龍学園
2
「うわぁ…人多っ。」
体育館に入った俺たち。
ヤバい…人が多すぎる。
集会のときも多いけど、なぜか、こういう行事のときは倍以上に人が増える。
まぁ、たぶん、みんな退学にはなりたくねぇんだろ。
あれがホントかはわかんねぇけど…。
てか、行事以外の集まりのときはみんなサボってるってことだよな…。
うわぁ…この学園には不良がいっぱいだ。
「葎、何そこで固まってんだよ。俺らも早く並ぼうぜ。」
あ。
俺は一真のその言葉で、自分が入り口のとこで固まっていたことに気づいた。
あはは…通行の邪魔だったね。
それから俺たちは各自自分の場所に並んだ。
あー…今から始まるのか。
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