[携帯モード] [URL送信]

しりあすばらびぐろうらとりあつかい→→ぉkですか?
皐月の樹麓さま6100きりりく *零僕裏
零僕で弟兄な学ぱろ裏
おkですか?



































「いーたん起きろーもう8時だぞー」

「ん……、待って、あと10分……」

「……お天気お姉さん今日はあかりさんの曜日じゃなかったっけかなぁ」

ちらりと横目で見ながら呟くと、いーたんは物凄い勢いで布団を跳ね退けて起きた


………ちょっと悲しかったり



俺といーたんは1つ違いの兄弟で、今は同じ高校に通っている
いーたんが3年生
俺が2年生だ



俺達は丁度反抗期ど真ん中で兄弟の中が悪くなっていてもおかしくは無いが、そんなことも無く喧嘩すらしたことがない

いーたんが拗ねる→俺がすぐ謝るという方程式の下俺達兄弟は成り立っているのだ



そんな2人の秘密

誰にも言っていない(というか言える訳が無い)が、俺達はお互いを兄弟として認めると同時に、恋人としての関係も持っている
「いーたん、パンに何塗る?」

「ピーナッツがいい」

「ん、了解」

「人識は何にするの?」

「俺?俺はチョコレート」

「いつもそうだよね」

「美味いじゃん」


兄のいーたんは基本的に駄目男だから、俺が家事の殆どをこなしている

俺が風邪で寝込んでいた時何も食べなかった位自分の世話が出来ない駄目兄なのだ

あとで理由を聞いたら、「だってめんどくさい」と言われた

おいおい


以来俺は駄目兄の為に、家事を担当することにしたのだ



「ほい、ちゃんとよく噛んで食べるんだぞ」

「………分かってるよ」

「かはは、ごめんごめん」

「あ」

「何?」

「もう時間ないや。人識急いで」

言われて見てみると時計の針は8時15分を指していた

「んっとだ、やべーやべー」

急いでパンを口に詰め込む

「、んーー」

「食べ終わってから喋ろうぜ。何言ってんのかさっぱりだ」

「ん、今日話したいことあるからさ、学校早く帰ってきてね」

「りょーかい。てか今日一緒に帰ろうぜ。今日何限まであんの?」

「6限」

「俺は7限だわ。どーする?」
「、教室で待ってるよ」

「さんきゅ」

「じゃ、っく、行こうか」

こくん、喉を鳴らして最後の一口を飲み込む

「おう」















***

「おーい、いーたん。着いたぞ」


背中越しにいーたんに声を掛けると、僅かに動く気配がした


「うー…今起きる」


眠い目をこすりながら荷台からもそもそと降りる兄貴

思わず叫び出しそうになった

かわ…………っ!!

時々兄貴が本当に男なのか疑いたくなるのは仕方ないと思う

「自転車の荷台に乗りながら寝るとか……すげーな」

「じゃ、家でね」

「またな」


いーたんと一先ず別れて教室へ向かう

教室に入ると、周りの目線がなんだかよそよそしい


「はよーっす、って何?みんなどーしちゃった訳?」

「零崎、お前」

「なんだよ」

「黒板」

「黒板がどうし―――――っっ!!!」

それを見た瞬間、俺は教室から飛び出していた


階段を駆け上がる度膝がきしきしと鳴っているし、いつの間にか呼吸も不規則になっている


「兄貴っ!!!」

いーたんの教室を乱暴に開けると、膝を抱え、まさしく追い詰められている姿が目に映った


畜生


「なんだあなんだあ、弟君のご登場か」

「おい、いーたん立てるか?」

人混を掻き分けて進むと、いーたんがようやくこちらを向いた

「あ、人識――」

安心した顔

良かった、間に合ったみたいだ

ほっ、と一息ついて手を差し伸べる
「行くぞ」

「うん」












***

ふたりして逃げ着いたのは、学校の屋上

風がびゅんびゅんと吹いていて五月蠅かった


フェンスにもたれかかると、二人分の重みで、きし、と鳴るのが少し不快だ


あぁもう、



「なあ、いーたん」

「んー?」

「俺らさ、」

「うん」

「別れよっか」


二人して見上げる蒼いそら


ばっかみたいだ


「冗談」

「冗談じゃ、ない」

「   」

「いーたんも、黒板見ただろ?だったらもうこの関係を続ける訳にはいかねーって、本当は分かってんだろ?」

「     」

「だからさ、最後だから、最後に抱かせろよ」

「―――――っ、人識っ!!!」


体を反転させてフェンスに両手首を縫い止める

「ちょっと黙ってろ」

「ひと、っ―――」

何も言えないように、唇を塞いだ

「ふ、っんん、ぅ」

今までこんなに激しいキスなんてしたこと無かった

押し付けて、追いかけてきたら逃げて、絡め取って

「んっ」

わざと音を立てて舌が口内を暴れると、僅かに眉間に皺が寄った


ふ、と腰が砕けて地面に腰が着いてしまったいーたんを地面に押し倒した

制服のボタンをひとつひとつ外して、胸に唇を押し付ける

「ひゃっ」

突然のことに吃驚したのか、僅かに体が強張った


左手でもう片方の飾りをいじる

もう片方の手は既に脇腹から腰にかけてのラインをなぞっていた


手を動かす度、口で飾りを苛める度に体がぴくんぴくんと過剰に反応した

こんなに感じるようになったのはいつからだったか

思いを馳せながら動作をさらに激しくしていく


「―ぅ、………ゃ、らっ!」


甘い声


もっと聞きたい


右手は依然腰から先には触れず撫でていると、その先の刺激を我慢出来なくなったのか太ももをすりあわせていて、まるでねだっているみたいだ

「…触って欲しい?」


「……!!」

ぱくぱくと口を開け閉めして紅潮する彼が、とても、愛しいと感じる


「ん?触って欲しくねえの?」

「……、言わなくても、分かれよ」
「かはは、ごめんごめん」


ズボンの上から撫でるように触ると、もう既に主張を始めたそれがありありと分かった

「……、んっ」

布越しに、刺激をあまり与えないように触れていると、酷く情けない顔で睨まれた

「そんな顔で睨まれてもなあ」

「五月蝿い。もっと……、」

「もっと、何?」

触っていた手を離して問い掛ける

「た、りない、って、ことだよ!」

泣きそうな顔

堪らなくなる

止められなくなっちまうから、そーゆーのは遠慮して欲しい所なんだけどな

「やけに今日は素直だな」

いい加減自分の方がつらくなってくる

下着と一緒にズボンを足首まで一気に下ろした

「、っう」

急に外気に当たった為か、いーたんはひく、と震えた


「もうこんなになっちゃってんのか?」

「ふ―――、」

既に先走りが出てきているそれを、躊躇うこと無く口に含んだ


「あっ、やん!」



舌を艶めかしく使って追い立てる

ぐちゅぐちゅと鳴る音がなんだか卑猥だ

「、ゃ!あ、ああ、っぅん、ひゃっ!」

根元から先端まで余す所無く濡らして、唇で挟んで、歯を柔く立てる

先端を吸ったり裏筋をなぞったりしていると、一層激しく痙攣した

「ゃ、人識っ、も、駄目っ、!」

瞬間、吐き出される白濁色

喉を鳴らして残さず飲み干す

果てたあとのそれにまた舌を這わせて、舐め零しが無いようにと丁寧に拭い取った

ふと顔を上げると、肩で息をするいーたんが見えた

凄く色っぽくて、凄く厭らしい顔

全部残さず俺の物にしたい、と心から思う


今日までは俺だけのお前なんだからさ、


「なあ、後ろ。触るぞ」


静かに問い掛けると、いやいやと顔を左右に動かした


否定


体を前にずらして、宥めるように額にキスを落とす

ちゅ、と音を立てて顔にキスを沢山する

髪をすいてやっていると、ようやく体から力が抜けてきた


唾液でたっぷりと濡らした指をゆっくりいれる


耳朶を甘噛すると、口から声が漏れた

「ふ、……いた、っ」

「すぐに良くしてやっから」


無理矢理指を突き進めると、反射なのかより一層強く締め付けてきた

「力抜けって」

「むりだよ……、っやあ、そこ!あん、やめ、て」

先走りを掬い取って唾液と一緒に秘部に送り込むと、少しずつだが緩くなってきた

指を一本一本増やしていく


三本になった所で一気に指を引き抜いた

「………、っう」

いーたんは小さく呻いて、これから来る衝撃を思ってか小さく縮こまった


カチャカチャと前を開けると、自分も人のことは言えない位に大きくなったものが顔を出した

先端をあてがって、徐々に自身を埋めていく



「つう………」


「か、っは…いーたん締めすぎ」

「そ…なこと言われても……っ」


俺を根元まで飲み込んだ口がひくひくと収縮していて気持ちいい

僅かに腰を動かしただけで喘ぐものだから、もう自分の理性に自信が持てなくなった







卑猥に鳴る結合部

打ちつける腰

耳に痛い君の喘ぎ声

全部全部が俺に訴えかけるようで、少し悲しかった




それでも俺は、腰を依然と動かしながら問う

「なぁ、いーたん、すき…だ」

「ゃっ、あっ…、ああん、ぼく、もすき、だよ」

「大好きだ」

「っ、うん」

「すき、だ、いーたん」


もしも愛を伝えるならば

もしも赦されない恋に気付いてしまったならば



俺は精一杯の笑顔で君に言う












いーたん、愛してるぜ

人識、愛してるよ




























end.








後味わる………!
いや、兄弟の純愛が描きたかったんですごめんなさい
つっきー、6100踏み&りくえすとありがとう!
こんな駄文で宜しければ、つっきーに捧げます!
お持ち帰りはつっきーのみおっけーですよ!









一応解説↓↓↓

・黒板の詳細
うん、これ気になってる人が多いのでないかと(;´∀`)
黒板には、0と1の絡み写真(つまり近親相姦の証拠ですねぃ)が貼られてたりらじばんだりです←意味分かんねーよ
・で、ばれたからには付き合ってる訳にはいかねぇぜ、となり→最後に0が自分の気持ち(恋心)と整理をつける為に抱く!という支離滅裂なすとーりー考えました(#゜Д゜)≡○)Д`)∴
・朝いーたんが話があるって0に言い出した理由は、ただ単に0と長い間一緒に居たかったから、という今考えると切ない伏線(´・ω・`)


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!