しりあすばらびぐろうらとりあつかい→→ぉkですか?
かたおもい
相当ぐろいです
気を付けてください
苦情は受け付けません
ねたばれ注意
「行って来ます」
「行ってらっしゃい」
いつもこの瞬間、俺は幸せ者だ
いーたんと愛し合ってる、と思えるから
行って来ますのきすをすると、いーたんは照れたような、でも嬉しそうな顔をしてくれる
なあ、そうだろう?
だから、いつもみたいに
俺にだけ見せる照れ笑いを、見せてくれよ
***
「零崎さん、お早う御座います」
「お早う、中西」
俺は、仕事仲間の中西雀(なかにしすずめ)24歳、性別女。に適当に挨拶をしデスクについた
俺といーたんはただ今27歳、同棲中
いーたんは請負人をして生活に貢献してくれてはいるが、収入が安定しないとの理由で、俺も働きに出ている
「零崎さんって、結婚しないんですか?もうすぐ三十路ですよね?」
「――しないよ」
「何でですか?好きなひとくらいは、居るんでしょ」
「俺は――」
と、言いかけてはっと口をつぐむ
俺といーたんが相思相愛でらぶいのは、ひとに言っちゃ、いけないんだった
危ない危ない
「ま、いいです。婚約指輪もしてないようじゃ、望み薄、ですから」
じゃ、零崎さん、いつもの場所で
そう言うと中西は自分のデスクに戻った
別に、いーたんに不満がある訳じゃない
でも、俺は不倫をしている
ある一定の愛を超えて仕舞った俺たちは、あまり行為には及ばなくなった
そんな行為よりも、愛を確かめ合うすべが沢山あることに気付いたのだ
大事だから、あまり無理もさせたく無い
そうは言っても俺はまだまだやりたい盛りだった
そんな時傍にいたのがこいつだったっつうだけの話だ
その日の仕事を終え、俺は中西のマンションへと足を運んだ
行為中、俺と中西は互いの名前は呼ばない
それぞれ違うひとを想いながらの行為は、俺にとって気が楽で悪い気はしなかった
***
家に帰ると、いーたんはもう寝ているようだった
何故か夏だというのに掛け布団を全身に掛けていた
この頃は本当に変だ。夏だというのに長袖長ズボンで過ごしている。見ているこっちが暑苦しいったらない。おかしいな、とは思ったが口には出さなかった
いーたんは天邪鬼で嘘吐きだから、多分聞いても適当にはぐらかされて終わりだ
俺はすやすやと眠る可愛い恋人の横で、深い眠りについた
「愛してる」
***
ああ、今日も君は他の女を抱いてきたのかい
ぼくを嫌いになった?
この頃零崎はぼくに手を出さなくなった
いったとしてもきすまでだ
ごめんね
零崎
ぼくは君にとって枷にしか成り得ないの、かな
ねえ、零崎
口では愛してるって言ってくれるけど
本当は女がまだ好きなの?
子供が欲しい?
ぼくに飽きた?
――――スベテ、オマエガコワシタンダロウ
止めて
―――オマエナンテダイキライダ
止めて
―――ダカラ、
君は、君だけには
―――オマエハ
嫌われたく、無いんだ
―――シンダホウガイインダヨ
「ぅ、うああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
気が付くと、ぼくはカッターナイフを右手に
左手には血色に染まった手首を携えて
「――あは」
「ようやく落ち着いたよ」
***
カッターナイフを片手にぼくは首を傾げた
一体、血色に染まっていない部分は何処にあるんだろう
腕も足も腹も、傷だらけじゃないか
ああ、そっか
ここが、開いてた
気が付かないなんてぼくは相当の馬鹿だろう
一瞬
零崎の笑顔が浮かぶ
「愛してるって、本心から、言って欲しかったな」
なんとなく、血色は零崎の目の色だ、と思った
(こいつはタガーナイフという。一人目を殺したときの話。俺はこいつを相手の右頸動脈にぶっ込んで、そのまま横に引いた。こいつは何の釈明のしようのない殺人行動さ。相手を苦しめようとも痛めつけようとも思っていない、むしろ冴えた優しい殺し方だ。―――言っとくがこいつは昔の手際の自慢じゃないぞ。お前なら分かるだろうが、自慢行為ってのは人間が取る行動の中でもっとも下劣だ。悪事を自慢するヤツなんて最低の二乗だね。こいつはただの露悪趣味さ―――冗談抜きで、俺はそういう殺し方しかできない。お前を相手にしたときだってそうさ、鏡の向こう側)
(本当だね、零崎。このやり方は、酷く冴えた―――優しい殺し方だ。)
1さん―狂愛→0さん
0さん―愛しい→1さん
なんだかすごくぐろてすくで哀しい話になって仕舞いました
0さんはちゃんと1さんのことを愛してるのに1さんには届かずすれ違います
言うなればそれぞれが一方通行です
こんな所まで心中して頂き光栄です
では
縁があったらまた会いましょう
一応解説→→→→→→→→→→
0さんが不倫してるのに気付いた1さんは自傷行為でなんとか自我を保っていましたが、心身共に傷だらけの1さんは、0さんの不倫に耐えきれず自殺をして仕舞います
そうとも知らず帰ってきた0さんは翌朝、一向に目覚める気配がない1さんを見てようやく色々気づきます
愛し合ってたのは確かなのにね
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