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いざ!
華李夢さま相互記念 *零僕
Be in the boat with you, so prohibit progress...



何もいらない 必要ない

その自己の規制をいとも容易く破壊した笑顔

好きで愛して求めて貪った

そしてぼくは矛盾を築き 矛盾に気づき 矛盾に傷ついた











「おい起きろ欠陥・・・」

目が覚める。

痺れる身体を揺さぶられぼくは無我夢中でその手を取った。

肩が上下する。息が荒い。吐きたくなるような衝動。

手が、握り返される。

強く、確かめるように。

「欠陥、大丈夫か?」

「・・・・・・」

ぼくはそれに答えることができない。

視界が歪む。それから手を握る彼に気づく。

これは、本当に彼なのだろうか。

握られていた手を無理やり振り払い彼の身体に手を伸ばす。

すると彼に両頬をがっちりと包み込まれた。

「おいって。お前、大丈夫かよ?」

先ほどより強い声だった。

現実に引き戻されるような圧迫感。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぜろ、ざき。」

禍々しい刺青が目に焼きつく。

それは確かに赤く濡れてはいなか。あの情景のように。

「・・・どうしたんだよお前。すっげぇうなされててうるさいから俺が起こしてやったけど」

「・・・・・・夢の中」

「うん?」

「きみを、殺してしまった と 思ったんだ」

かすれた声でつぶやく。

「ぼくの手がきみの首から離れなくて、勝手に力が入って、死んだ」

「殺すな」

「・・・・・・」

かはは、と零崎は哂う。

「馬ッ鹿野郎。なんでおまえみたいなんに俺が殺されなきゃなんねーんだよ」

それはぼくも聞きたいけど

夢って、そんなもんだろう。

だからこそ、怖いんだよ。

「・・・・・・・・・はぁー」

何もいえなくなるぼくに零崎はあきれたようにため息をついた。

赤くて熱い残像が、彼にちらつく。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

なんだろう。けっこう動転してる、ぼく。

現に彼は、生きてるじゃないか

何に迷っているんだろう。

何に血迷っているのだろう。

突如彼の唇がぼくの唇に触れる。

柔らかな感触。

懐かしい感覚。

同情でもされているんだろうか。

馬鹿馬鹿しい。

「・・・・・・っふ」

それよりもこんなことをされては息ができない。

別にそれはそれでいいと思った。

開いた口の隙間から、

長い舌が歯列をなぞり、

唾液を絡め、

口内を犯す。

変な気分だ。

理性を、食われているような感じだ。

数分間そのままの時間が続き

やがて銀の糸を引かせながら名残惜しげに唇は離された。

なんだかいらいらする。

「零崎・・・こんなことしろって、ぼくは言った、覚えが、ない。」

いつものように文句を言う。

そうだ。

目の前にいるのはいつもと変わらない零崎だった。

脳裏をよぎる鮮やかな赤と冷たい感触をふりはらう。

「目が言ってた」

邪悪で楽しげな声がつむぎだされ、彼の手はするりと母校の衣服をはだけ始める。

何の意味も持たない行為を開始するサイン。

「・・・・・・・っう」

胸元のそれをべろりとなめられ身体が強張る。

ぞくりと襲いくる感覚が心地いい。

もっと彼を感じたい、と思った。

夢の中でみた最悪の光景を忘却できるよう。

むずがゆいような快感に吐息が漏れる。

頬をぬらすのは涙だった。

「・・・・・・・零崎」

「うん?」

快感がとまる。

止めないでほしい。

「・・・もっとしっかりやれよ」

この言葉が含む意味。

彼は一瞬驚いていたようだがやがてにやりと笑う。

みだらな音を立てて行為は再開された。





fin



空渡さまにささげます。

“誘い受けいーたんと誘い攻め零崎”です。なってるかな?

管理人はまず“誘い受け誘い攻め”の意味から勉強しました←

なんだかむちゃくちゃな構成になってしまいましたが大丈夫でしょうか!?

長い間お待たせしてしまって申し訳なく思っております。

相互リンク、改めてありがとうございました!






__________
わーーーーーー!
相互記念で頂きましたよう!
いーたん…もっとおねだりしていいのよ
ていうか無茶振りりくすみませんでした
でも後悔はしていない←←
華李夢さま素敵さいとへはLove,love,love!からびゅーんできますよ!


あきゅろす。
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