ネパール 2007-03-31(土) ルンビニの聾協会 待つこと一時間くらいで、やっと聾協会の人が集まって来た。 でも、笑顔があまり無く、そっけない感じだった。 久しぶりにシャッターを開けると、ホコリだらけで 何年も閉ざしていたように思えた。 自己紹介を終えると、 いきなり「君は資金を援助してくれるのか?」 と聞かれて驚いた。 「アピールも何も無く、いきなりで分からない。 協会のお話を聞きたい。」と答えた。 そうすると、昔はすごく活動に励んでいたこと、 いくつかの国からの援助で学校の教育をしていたこと、 アメリカのカメラマンと組んで写真集を出したこと、 山奥にいる聞こえない子供達を捜しに行き、手話を教えたこと、 学校を建てたこと、 色々な話をしてくれた。 でも、資金がなくなり、最初の頃に戻った。 活動に協力的だった皆も離れていった。 今、残っているのはここにいる数人だけ。 もう一からやる希望もなくなり、やる気も起こせない。 世の中はお金だ。 ネパールは貧乏だから、ネパールだけで頑張っても意味が無い。 色々な国からの資金が必要だ。 と、昔の写真集や、記録を見せてくれた。 [*最近][過去#] [戻る] |