広報コラム 鬼門道場広報部長の柏崎仁志によるコラム 2018-11-09(金) 業界最注目!!EXGって何だ!? 「今、EXGが熱い」 そんな声が年々大きくなっているのは気のせいではない。 鬼門道場の下部組織であるEXGは着実に「第二の団体」へと成長しているのだ。 ―EXGの魅力とは?― EXGは毎週日曜日に鬼門道場アリーナで興行を行い、月一回のPPVでは全国の主要都市で会場を借りて興行を行う。 鬼門道場とは違い、EXGでは興行の準備や進行において選手の協力は欠かせない。 リングの運搬・設営、チケットのもぎり、観客の誘導、グッズ・チケットの販売、試合のセコンド等、一部を除いてEXGの選手達は自主的に行なっている。 必然と選手とファンの距離は近くなり、お気に入りの選手を目当に、毎週鬼門道場アリーナに通う熱心なファンも多い。 昨年はアンドレイ・ジルコフが多くの女性ファンを引き連れたが、ジルコフが鬼門道場に移ると、その多くの女性ファンも鬼門道場へ。 集客の穴が懸念されていたが、今は火山飛鳥がその役割を担っているようだ。 もちろん試合もEXGの魅力の一つだ。 キャリアの浅い選手が直向きに戦い、ベテランが熟練した技術を見せながらエンタメに特化した試合を見せる。 そして、鶏口牛後ということわざがある通り、小さな集団でありながらも、そこでトップになった選手達が見せる活き活きとした戦いは鬼門道場には無い熱さが伝わる。 ―進化し続けるEXG― 2016年4月3日 EXG旗揚げ戦 第一試合 シングルマッチ 20分一本勝負 ○LiON 対 ●ケンちゃん ※5分10秒 リオンスペシャル 第二試合 タッグマッチ 30分一本勝負 不死原流星、●伊賀野成絃 対 ○最牙、PUNX ※8分27秒 モストサバイブ セミファイナル シングルマッチ 30分一本勝負 ●菊池早直 対 ○本山真太郎 ※11分39秒 インフィニティライン メインイベント 「鹿宮優凱旋試合&江川湊デビュー戦」 タッグマッチ 30分一本勝負 ○鹿宮優、江川湊 対 蹴吾、●火山飛鳥 ※13分20秒 ディアスタン EXGは、鬼門道場と掛け持ちしていた最牙とPUNXも含め、12名で旗揚げ戦を行った。 旗揚げしてしばらくは、鬼門道場の下部組織という立ち位置から抜け出せず、ただ淡々と試合を行うような展開が多かった。 しかし、アンドレイ・ジルコフがEXGに移籍してからは状況は一変。 EXGでは飛び抜けた実力を持つジルコフに、EXGの選手達が果敢に立ち向かうという構図が出来上がる。 そして、EXGでトップを張っていた鹿宮優と江川湊が抜けると、蹴吾が台頭。 アンドレイ・ジルコフと蹴吾の抗争が始まり、EXGは独自の価値を持つようになった。 そして、今。 かつて蹴吾がいたEXGのエースポジションには、火山飛鳥がいる。 火山は、明るいキャラクターと小柄ながらダイナミックなファイトで、主に女性や子供のファンから高い支持を得ている。 ファンの為に戦い、みんなをハッピーにさせることが彼の信条だ。 そこに対立するポジションにいるのは、東雲一吹。 東雲は、誰に対しても物怖じせず、自分の考えをストレートにぶつける発言と、無骨かつクラシカルなファイトで、主に鬼門道場の古参ファンや男性ファンから高い支持を得ている。 デビューしてまだ1年ながらも、既にEXGトップの風格を備えており、完璧な勝利を信条としている。 レスラーとはどうあるべきか? EXGとはどうあるべきか? 真っ向から対立する互いの在り方はEXGを盛り上げ、ベルトの価値をも超える勢いだ。 もし、鬼門道場に昇格した選手がEXGに残っていたら? 蹴吾は闇落ちせずに今でもEXGのエースで、東雲はヤングゲートの一人。 そして、現在鬼門道場を席巻する機械仕掛けの神は使われることの無い単なる舞台装置になっていただろう。 そう、EXGの影響力は計り知れない。 トップ選手が鬼門道場に昇格し、鬼門道場を盛り上げる一方、EXGでは新たなトップ選手が生まれ、再びEXGにも新たな熱が生まれる。 EXGは無限の可能性を秘めているのだ。 [*最近][過去#] [戻る] |