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こどもストレンジ新聞

発売不定期 5111万部発行
2006-12-09(土)
たいした事ない裏話(改)


 
 
 
(写真と本文は関係ありません)


・エンゼル
成田空港内で思い付き、成田市内サティの駐車場あたりで書いた。竹林や凍り付いた造花、ミルクの底の空などは、そのまま冬の成田のスケッチである。最終連を読むにつけ、当時の欝屈された感情が甦る


・雨/果実
失業生活末期頃の作品であり、ひどい内容だが困った事にまるで実話だ。


・夏夜/水瓶/ディスカス
すぐ分かると思うが、水瓶とは子宮のイメージ。この頃は、行方不明になった恋人の事ばかり考えて生活をしていた。(実はよその男と結婚していたのだが)2005年の夏くらいから、再会する翌年正月辺りまで、遠吠えのような文が延々続く


・月面
二度目の失踪発生から。自分の詩で泣きが入ったのはこれだけだ


・ドロシー
これは格好よくないか?同名の曲が宅録時代に作ってある


・昆虫
この文を書いた日、グランマが死んで「月面」に登場する娘が産まれた。そこから「産声」「リボン」も派生する


・浴室
風呂場で一発やる詩。
最後のフレーズはかなり好きだ


・ブロンズ
美術館で一発やる詩。
この詩はどうも好きくないので抹殺したいと思う


・天気予報
なぜかエミネムの歌詞が途中に入っている。こないだ少し改稿


・食卓
これが最も悲しい詩だと思う。破局の予感が書かせた、後日談の予想図


・恋人
山の中で一発やる詩。


・バオバブ
どうにもならない時、蕎麦屋氏にどうにもならない、と相談したら、ならどうにもならない詩を書けと言われ、仕方なく出来た作品。


・スカーフ
午前五時の西日暮里。軽い文だが、なんとなく気に入っている


・好色
ルイの字デビュー作にして、全作品中最もハードコアな一品。こういう女性第三者的な対象が出て来ない文は、ほんとに珍しい。つまり、常々誰かしら、女の事ばかり考えているのであろう。俺は


・カデンツァ
早朝から一発やる詩。
音楽的展開の実験、ピアノ叩きまくりといった感じ


・デモン
書き出しの一行は、サヨナラからもらったメールにあった一行。この詩は好きだ


・リステリン
東京脱出後の第一作。この詩に出てくる女と、結婚しようと思っている


・バーミリオン
伊豆の回想。
あるいは「好色U」


・水辺
プールで一発やる詩。
少し甘口過ぎて臭い


・チーク
御茶ノ水界隈のスケッチ。先日すこし改稿



・ダンデライオン
これは受けがあまりよくなくて腐った。中間に挿入される台詞は、芥川龍之介の「舞踏会」より


・言語キャバレーの夜
これはそれ以上に受けがよくなくて腐った。読んでみたい方は、「がらんどう」第2号を手に入れてくれ

 
 

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