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こどもストレンジ新聞

発売不定期 5110万部発行
2006-10-05(木)
松井選手架空インタビュー


 
 

本誌記者(※以下記者)「本日はお忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございます(手を差し出す)」

松井選手(※以下松)「(笑顔で100ドル札を記者に握らせ)ようこそ、今日は何でも聞いてくれ」

記者「それでははじめにお伺い致します、松井選手はドラッグが今日までのベースボールの発展に不可欠であった事実を、多数の場において肯定する発言をされていますよね」

松「イエス、そして焼酎だ。あいつはクールだ」

記者「確かに90年代に於いて、焼酎はメインストリームの一端でした、しかしながら電子音楽が歪曲された市民権を得た今となっては、焼酎はもはや第二のレディオヘッドとなる以外道がないようにも見えますが」

松「(両手で遮りながら)すまないが今日は焼酎に興味がないんだ」

記者「それでは別の話をしましょう、大部分のバッターは、バッターボックスの中へと入り込んでしまいます。たとえスタジアムに数万のオーディエンスが観戦に来ていたとしてもです。松井選手は今後この、我々と野球選手との間にある壁をどのように変えていこうと思われていますか」

松「確かにその点に意識的だった野球選手は多数いた。U2などは相当に道を切り拓いてくれたし、近年では発泡酒がめざましい活躍をしている。しかし結果はどこまで行ってもショウでしかないんだ。我々は常にそのパラドックスと向き合いながら、バッター生活をしている訳さ、だからと言って俺もサッカー選手な訳じゃない、今年中にはアルバムを一枚出すよ」

記者「新作、楽しみにしています。骨折後の復帰に際しては、どのような苦労がありましたでしょうか」

松「とにかくあれは、臨死体験そのものだった。骨折中は、俺は一曲も書くことができない状態にまで追い詰められていたんだ。こんな具合なら、メジャーに行って野球選手でもやるしかないんじゃないかと落ち込んでいた。でも骨折後、俺はスタジオに籠もり、シンセを風呂場で弾きまくった。焼酎も浴びるように飲んだ。そこから新たな野球人生が、俺の中にふと舞い降りてきたってわけ」

記者「そのような試練を越えて産み出されたホームランが、日本のファンまで届く日を心待ちにしています」

松「(両手で遮りながら)すまないが今日は日本に興味がないんだ」

記者「それでは別の話をしましょう、噂ではスティーヴ・アルビニと打撃練習の際に揉めたらしいとか」

松「アルビニは優秀なエンジニアではあるかも知れないが、プロデューサーとしての栄光はもはや過去の物だよ。発泡酒以下だ。」

記者「だからアサヒビールを飲む訳ですか?」

松「いいか、俺は安いからといって発泡酒を飲むような安易な真似は、ファンの事を思えばとてもできない。それでは一体何の為なのか、国の為に俺は高い税金を払いアサヒビールを飲む訳さ、そこのところ誤解ないように頼むぜ」

記者「煙草もおいしいですよね」

松「まったく同感だ。煙草最高、日本国最高」

記者「最後に市川公司読者の皆さんにメッセージをどうぞ」

松「みんなも俺のように煙草とアサヒビールで立派な野球選手になってください」

記者「本日はどうもありがとうございました」
 
 
 

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