小咄
2009-10-03(土)
拾い物２(大乱闘)
こんにちは、ホノオことリザードンです。
俺の恋人もリザードンなので区別をつけるべく俺をホノオ、恋人をリザさんとしますが、大丈夫でしょうか？
と、まぁ…誰に対してかわからない解説は置いておくとして、前回のカービィに引き続き現状把握に忙しい俺です。
ピカチュウ(元はライチュウのライというんだ)がルカリオと手を繋いでプリンに向けて色々と叫んでいる理由を見付けて思わず凝視した。
俺達を苦しめた最大の敵、タブー。
何でアレが此処に居るんだ。
「お前はそいつが何をしたか見てないからんな事言えんだ！そいつのせいでなぁ、俺のぷにぷにほっぺは荒れに荒れたんだぞ！？」
「ぷゅ」
「はぁぁー！？」
………困った。
どうやらタブーの力が無意識に発動していてマスターの力を無効化しているらしい。
そのせいで俺達ポケモンのように元々喋れない奴等は言葉を封じられているのだ。
しかし、ルカリオは波動の力で念話が出来る。
それを利用して話すなんて、ライにしては頭を使ったなぁ…。
「…おい、ホノオ。今、俺の事を馬鹿にしただろ」
「よくわかったな」
「チクショー！どいつもこいつも！」
しかし、何故奴が此処に居るのだろう。
状況から察するに、プリンが連れて来たっぽいけど。
「なぁ、プリン」
「ぷ？」
「…いや、ポケモン同士なら普通に通じるだろ？」
周りからしたら鳴いてるようにしか聴こえないだろうけどな。
「なぁに？」
「そいつを連れて来たの、お前か？」
「うん。森の中で倒れてたから」
だからってお前そんな如何にも怪しい人(？)を連れて来たらいけません。
「…参ったなぁ」
そう一言呟いて、俺は周りを振り返った。
はい、次の方どうぞ。
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