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天然石(パワーストーン)の知識
2010-07-08(木)
赤縞瑪瑙/サードオニキス
サードオニキス、サードニクスは赤縞瑪瑙。石英の微細結晶の集合体(潜晶質)であるカルセドニー(玉髄[1])のうち、赤褐色と白色の直線的な縞目のあるもの。
赤い部分はカーネリアン、白い部分はオニキスからなる。
[2]サードオニキス(Sardonyx)の名前の由来は、赤褐色という意味があるサード(Sard)と、爪という意味があるオニキス(onyx)から付けられています。
主な産地は、ドイツ、ブラジル、トルコ、インド、中国、になっていますが、世界各地で産出されています。
サードオニキスは、歴史のあるパワーストーンで、悪夢から身を守る効果があると言われていました。
古代ローマ時代には、高価な石として扱われていて、旧約聖書の中にもサードオニキスのアクセサリーを身に付けた人物が出ています。
サードオニキスは、幸せな結婚、夫婦円満、愛、結婚運、純潔の象徴とされています。
サードオニキスの浄化方法は、水晶、月光浴、お香による浄化がおすすめです。
アゲート同様に着色が容易であり、加熱によって鉄分が酸化して赤が鮮やかになることから、古代から着色加工されて印章や装飾品などに用いられていた。
赤と白の縞模様から夫婦愛や結婚を象徴し、男女の愛を高めたり、夫婦和合をもたらすとされる。
8月の誕生石でもあります
[1]玉髄(ぎょくずい、chalcedony、カルセドニー)とは、石英の非常に細かい結晶が網目状に集まり、緻密に固まった鉱物の変種。
美しいものは宝石として扱われる。
含まれる不純物によっていろいろな色があり、それぞれ様々な名称で呼ばれている。
━━━以下の種類━━━━
☆紅玉髄(べにぎょくずい、カーネリアン): 全体が赤色のもの。
☆緑玉髄(りょくぎょくずい、クリソプレーズ) : 緑色のもの。
☆瑪瑙(めのう、アゲート) : 石英や蛋白石との縞状模様のもの。
☆碧玉(へきぎょく、ジャスパー) : 不純物をかなりの量含んでいて不透明なもの。
☆血石(けつせき、ブラッドストーン、血碧玉) : 碧玉のうち斑点状に赤色が混じっているもの。
[2]サードは産地であった小アジアのリディアの首都サルディスに由来して赤を意味し、オニキスはギリシア語の爪の意から転じた縞目を意味する。
なお、オニキスは本来は縞瑪瑙を意味していたが、現在では主に黒瑪瑙(ブラックオニキス)のことを意味する。
モース硬度は、7ですので、耐久性があります。
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