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Natur Terra

4月20日 10時02分
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天然石(パワーストーン)の知識

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2010-07-04(日)
緑柱石(ベリル)


分類 ケイ酸塩鉱物
結晶系 六方晶系
へき開 なし
モース硬度 7.5
光沢 ガラス光沢。
色 淡緑色、青色(アクアマリン)、鮮緑色(エメラルド)、黄色、ピンク色(モルガナイト)、赤色など
条痕 白色、比重 2.7

緑柱石(りょくちゅうせき: beryl、ベリル)は、ベリリウムを含む六角柱状の鉱物。金属元素のベリリウムの名前は、この中から発見されたことに由来する。
透明で美しいものはカットされて宝石になります。
★宝石名と色★
ベリル(無色?淡青?淡緑)
●アクアマリン (aquamarine) / ブルーベリル (blue beryl)
淡青 - 鉄 (Fe2+)

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●サンタマリアアクアマリン (santamaria) / サンタマリアアフリカーナ (santamaria africana)
青 - 鉄 (Fe2+)
アクアマリンのうち青が濃いものを、かつての産出地であったブラジルのサンタマリア鉱山にちなんでこう呼ぶことがある。
同山の石はすでに枯渇したが、現在他鉱山でも同様の石が発見されておりそれらもこう呼ばれる。
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●エメラルド (emerald)
緑?淡緑
クロムあるいはバナジウム
グリーンベリル (green beryl) / ミントベリル (mint beryl) / ライムベリル (lime beryl)
加熱処理によりアクアマリンへと変化する。

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●ヘリオドール (heliodor) / ゴールデンベリル (golden beryl)
黄色 - 鉄 (Fe3+)
ギリシア語で「太陽」「太陽への捧げ物」を意味し、呈色は鉄に由来する。
加熱処理によりアクアマリンへと変化する。
イエローベリルとも呼ばれる。
アクアマリンとともに産出する。
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●モルガナイト (morganite) / ピンクベリル (pink beryl)
淡赤 - マンガン
レッドベリル (red beryl) / ビクスバイト (bixbite)
赤 - マンガン

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●ゴシェナイト (goshenite, colorless beryl)
無色 - アルミニウム純度が高く無色のベリルのことを特にこう呼ぶ。
ゴーシェナイトとも呼ばれる。
名前は、最初に発見されたアメリカのマサチューセッツ州ハンプシャー郡ゴーシェン(Goshen)に由来する。
純粋な無色で産出することは少なく、殆どが他色が混じって採掘される。

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アクアマリン。エメラルド。ヘリオドール。モルガナイト。レッドベリル。ゴシェナイトはベリルです。
「緑柱石」と「ベリル」
宝石質の緑柱石を表す言葉として「ベリル」が使われることがある。

英語圏で Beryl という単語は緑柱石という鉱物を指すが、宝石名として鉱物名と区別せずに用いられることがあるため、それが海外から流入し、「ベリル」が宝石質の緑柱石をさす言葉として、定着したものと考えられる。

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ベリル(宝石質の緑柱石)は緑から青の色の帯域を持つ。

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