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3月28日 22時02分
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天然石(パワーストーン)の知識

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2013-10-06(日)
パワーストーンの硬さ

パワーストーンの硬さ

天然の石(パワーストーン)には柔かいモノと硬いモノがありますが、柔らかい石だと取り扱いには注意がいりますよね。

また、へき開があり割れやすい石は取り扱いに注意がいりますね。


そこで、天然石には基準となる硬度がありますが、それをモース硬度≠ニ言います。

【モース硬度】
モース硬度は主に鉱物に対する硬さの尺度で、硬さの尺度として1から10までの整数値を考え、それぞれに標準物質を設定している。
ここでいう硬さの基準は「あるものでひっかいたときの傷のつきにくさ」であり叩いて壊れるかどうか?の堅牢さではありません。

標準物質/標準鉱物


☆硬さ1/滑石
もっとも柔らかい鉱物で、つるつるした手触りです。

☆硬さ2/石膏
指の爪で何とか傷をつけることができる。


☆硬さ3/方解石(カルサイト)
硬貨でこするとなんとか傷をつけることができる。


☆硬さ4/蛍石(フローライト)
ナイフの刃で簡単に傷をつけることができる。


☆硬さ5/燐灰石(アパタイト)
ナイフでなんとか傷をつけることができる。


☆硬さ6/正長石
ナイフで傷をつけることができず、刃が傷む。


☆硬さ7/石英(水晶)
こすりあわせるとガラスや鋼鉄・銅などに傷がつく


☆硬さ8/黄玉(トパーズ)
こすりあわせると石英に傷をつけることができる


☆硬さ9/鋼玉(コランダム)
石英にもトパーズにも傷をつけることができる


☆硬さ10/金剛石(ダイヤモンド)
地球上の鉱物のなかでもっとも硬い。



身の回りの硬度は爪は約2・5、銅製の硬貨は約3・5、木工用の釘は約4・5、ガラスの硬度は約5、鋼材の種類にも左右されるがナイフの刃は5・5、金属鑢(ヤスリ)の硬度は約7・5です。




劈開(へきかい)とは、結晶や岩石の特定方向への割れやすさを表す鉱物学、結晶学、岩石学用語です。
結晶構造においては、原子間の結合力の弱い面が、ある方向で存在するときにおこる。へき開によってできた結晶面をへき開面という。



劈開はモース硬度とは関係がない。例えばダイヤモンドは最高の硬度をもっているが、へき開は「完全」であり、正八面体の面に対して平行に、簡単に割れる。

このような性質を持つ岩石については、その岩石の成因によることもあるし、よらないこともある。後者は、岩石になった後からの外因によってこの性質を持つ。
宝石の加工の分野で重要な性質である。

鉱物のへき開は、大まかに「完全」、「明瞭」、「不明瞭」、「なし」に分類される(もっと細かく分ける場合もある)。

へき開が完全に近いほど、その鉱物は簡単に割れることになる。

◯へき開: 完全は方解石: 方解石は非常に割れやすく、どんなに細かく割っても平行四辺形のきれいな形になる。
黒雲母: 雲母は極めて薄くはがれやすく、指でへき開に沿ってどこまでも剥がしていくことができる。

蛍石: 蛍石はダイヤモンドと同じく八面体の面にそってへき開があり、きれいな八面体になる。

へき開: 明瞭は藍晶石(カイヤナイト)

へき開: 不明瞭は緑柱石(ベリル)電気石(トルマリン)

へき開: なしは自然金: 金はへき開をもたない代表的な鉱物(元素鉱物)で、割れることなく非常に薄くのばすことができる。


宝石加工における石英(水晶)は - へき開が無いため複雑な形を取ることができる。

へき開性を持つと言うことは「その方向に割れやすい性質がある」ことを意味しています。

宝石加工においてこの性質は、加工のしやすさと形の制限に大きくかかわってくる。

モース硬度10のダイヤモンドがカット可能である要因はこの性質があるためであり、この性質を利用してカットを行っていく。

反面、この性質に沿わない形にカットすることは(この性質を利用してのカットは)出来ない。

またへき開を無視した形状を採用した場合、研磨時、もしくは日常の負荷で簡単に割れる可能性がある。


そのため、この性質をもつ鉱物はカットの形も制限される。

逆に、石英のようにへき開が無いものは、この性質を利用したカットが行えない反面複雑な形(たとえば彫像)であってもへき開を気にする必要が無いです。



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