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天然石(パワーストーン)の知識
2010-05-03(月)
ハーキマーダイヤモンド
歴史はアメリカはニューヨーク州ハーキマーで産出される水晶は、その形と輝きの美しさから「ハーキマーダイヤモンド」と呼ばれてきました。
特徴は天然の両剣水晶。
名称の由来はニューヨーク州ハーキマー地方で取れる両剣水晶がダイアモンドにように輝き、非常に美しいため、この水晶を特にハーキマーダイアモンドとよばれます。
ただ両剣水晶はニューヨーク以外からも産出します。
ハーキマーダイヤモンドは、鉱物学的には水晶ですが、通常の水晶とはやや違うエネルギーを持ちます。
ハーキマーダイヤモンドは、ドリームクリスタルとも呼ばれています。
それは、形状的な理由からだけではなく、この石を持つことで非常に鮮明な予知夢を見ることがあり、その夢がとても重要な気付きを与えてくれるといわれる事から、その名前が広く浸透しました。
ハーキマーダイヤモンドはニューヨーク州ハーキマーでのみ産出されるクォーツですが、全く無加工の状態でも強い光沢を放ち、両端がとがった形(両剣・両錘:ダブルターミネーティッド)で、まるでダイヤモンドのように見えることから、俗称として「ハーキマーダイヤモンド」と呼ばれるようになった。
現在のニューヨークの位置が海の底だった頃、古代地層を形成するドロマイトという鉱物の空洞内にハーキマーダイヤモンドは生まれます。
他のどの水晶よりも透明度が高く、ダイヤモンドの八面体結晶とよく似ています。
原石で比較すれば、ダイヤモンドよりも綺麗だったりします。
通常の水晶よりも強い光沢感を示すのは、成分として微量のタールの様な成分を含むためとも言われます。
通常の水晶より高温・高圧の環境下で形成されるので、カーボンや気泡を内包する場合が多く、大きくなるにつれクラックが増えてきます。
サイズの小さなものが多く、大きいものや、透明度の高いクリアーな単結晶は貴重とされています。
その人気と稀少さから、ハーキマー産以外の水晶をハーキマーと偽って出回っているものもあり、類似品や偽物には注意が必要です。
鉱物学データ
Harkimer diamond
和名:ハーキマー水晶(はーきまーすいしょう)
組成:SiO2、結晶系:六方晶系(三方晶系)
硬度:7、比重:2.65
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