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天然石(パワーストーン)の知識
2010-07-19(月)
エメラルド
・:エメラルドは、ベリル(緑柱石)の一種で、強い緑を帯びた宝石の名である。
・:和名は、翠玉(すいぎょく)、緑玉(りょくぎょく)であります。
エメラルドカットと呼ばれるカットがされることが多い。
組成はクロムやバナジウムを含むことがある。
アクアマリンは同じ成分の宝石で硬度は7.5 - 8。
比重は2.6 - 2.8。
5月の誕生石であります。
内部に特有の傷が無数にあり、これが天然ものの標識ともなっている。大きく傷が少ないほうが価値が高い。
明るく濃い緑色のものが最上級とされるが、近年では科学的処理をし人的手段を用いて綺麗な物に見せている物も数多く出回っている。
また、中には黄緑色をした物もあり、結晶の性質上、一定方向からの衝撃に極端に弱い。
同じベリルに属する「レッドベリル」をアメリカの宝石業界が「レッドエメラルド」と呼ぶように他国と激しい議論を重ねているが、
本来エメラルドには「緑色の」と言う意味があるのでこの名称は正しくない、と考える人もいる。
またベリルの語源であるギリシア語:beryllos:にも「海のような青緑の石」という意味があります。
・パワーストーンとしてのエメラルドの意味は、すいこまれそうな緑色が癒しを与え、身体の疲れを取り去ってくれます。
霊性を高め、未来を見通す石として、古くから神聖視されてきました。
持ち主に危険が迫ると、色が薄らぐことで異変を知らせるという言い伝えがあります。
中世ヨーロッパでは、夫婦の変わらぬ愛の象徴ともされ、愛情や健康、長寿を呼び込むものとして大切にされてきました。
かつては眼病の治療薬として用いられていたこともあり、特に瞳を美しくする働きがあるともいわれています。
衝撃に非常に弱く、熱や水にも弱いため、高価な宝石タイプのものは注意して扱ってください。
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