・和名:日長石（にっちょうせき、sunstone）
長石グループに属する宝石
・灰曹長石のジュエリー級のものがサンストーンと呼ばれる。
・紅色の長石でアベンチュレッセンスを持つのです
「アベンチュリンアベンチュリン効果とは、宝石の中に混ざる他の鉱物（雲母や赤鉄鉱等）の細かな結晶に光が反射して輝く効果のことを指します。」

･⇒月長石と対になることからサンストーンの名がついた。

サンストーンのもっとも大きな特徴は､表面にときおり浮かぶ金属的な光彩です｡
長石中にﾍﾏﾀｲﾄやｹﾞｰｻｲﾄの微粒子が混入すると全体的に赤褐色を帯びた石となり､ その微粒子が平行な層になって並ぶと､ときおり虹色の光を反射します｡

これがサンストーン独特の太陽のような輝きとなります｡
また由来は､ﾑｰﾝｽﾄｰﾝ(月長石)が青白い輝きを放つのに対して､赤い輝きを放つことから名付けられました｡
ギリシア語で「太陽の石」という意味のヘリオライト（heliolite）という名もある。

澄んだ透明ないしは不透明の結晶で、虹色の反射を伴います。結晶内部に金属小片結晶を含むためです。
結晶は主に塊状で産出、小さくタンブル状のことが多い。
インド産のものは、灰曹長石（オリゴクレーズ）に赤鉄鉱を含んだ半透明〜不透明の宝石になります。

独特の輝きを放つサンストーン、ムーンストーンの穏やかな輝きとは対照的な、パワフルなイメージからサンストーンと名付けられました。

この天然石には赤やオレンジ、黄色などの色合いのものがあります。

パワーストーンとしての効果は、サンストーンは名前のとおり、太陽の光をイメージさせる石で、歓喜や前向きなエネルギーを象徴するパワーストーンです。
この石は古代ギリシャにおいては太陽神の石として崇められてきました。

その強い輝きが邪気を祓い、迷いを消し去り、物事をよりよい方向へと導いてくれると信じられ、お守りの石として大切にされてきたそうです。

太陽のような力強いエネルギーを持つサンストーンは、肉体や精神に積極的に働きかけてくる石です。

サンストーンが陽でムーンストーンが陰で対をなします。
持ち主の自信と積極性を高め、潜在能力や秘められた才能を引き出し、行動力を高め成功へと導いてくれるとされます。

ﾘﾛｰﾄﾞ