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天然石(パワーストーン)の知識
2010-07-15(木)
トルマリン
トルマリンの和名は(電気石・でんきせき)
結晶系:六方晶系
モース硬度:7.0-7.5
比重:3.06
色:マルチカラー
光沢:ガラス光沢
トルマリンの名前は、シンハリ語の「色が混ざった石」を意味する”Tuna mali”からきています。
「地上に見られる色でトルマリンに無い色は無い」と言われるほど様々な色合いが見られます。
トルマリンほどカラーバリエーションに富んだ石はないです。
トルマリンの和名の電気石は、トルマリンが上端と下端で異なる異極晶で、加熱すると(+)(ー)に帯電することから命名されました。
多くの色があるトルマリンの中でも希少性が高く、人気のある石。
(★)ブラジルのパライバ州で今まで誰も見たことが無いような美しい宝石が見つかりました。
それがパライバトルマリンです。
パライバトルマリンは、蛍光ライトブルーをしたトルマリン。
ブラジル・パライバ州の鉱山より発見されたことからこの名がついた。
その類を見ない美しい石は当初は珍しいトルマリン程度の認知で現地では普通のトルマリンと一緒に売られていました。
ところが、あまりの美しさに分析したところ新たなトルマリンであることが判りました。
パライバトルマリンは、 その希少さから、Tカラットで何百万円の値が付くことも珍しくありません。
最高品質のパライバトルマリンを産出する、ブラジル、パライバ州サンジョーダ・バターリャ産のパライバトルマリンは
とくに希少価値が高く、グリーンからブルーでネオンのような輝きを発していることが 特徴的なトルマリンです。
金額的にも高級な宝石です。
パライバトルマリンのブルーは地球の青と言われます。
宇宙で宝石と呼ばれる青い星の地球。
このパライバトルマリンはその地球の青そのものだと言われたのです。実際その美しさに誰もが夢中になりました。
その後アフリカで成分上パライバトルマリンと言われる石が見つかりましたが、
その圧倒的な美しさのパライバ産のトルマリンは他の追従を許しませんでした。
アフリカ産のパライバと呼ばれたトルマリンは殆どが加熱処理をしなければ色がでない石が多く、色も薄くとてもブラジル産のものには及ばないものでした。
写真でもパライバトルマリンは、ものスゴい癒しの色ですよねぇ!(^^)
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