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天然石(パワーストーン)の知識
2010-07-11(日)
タイガーアイ(虎目石)
昔より、強力な護符・幸運を招く聖石としてあがめられてきたようです。
古代エジプトでは、石に浮かび上がるキャッツアイ効果を、物事を見抜く目とかんがえ、神の像の目にこの石を使用したとも言われています。
タイガーアイ(虎目石)は 角閃石の繊維状の結晶が珪酸で硬化したもの。繊維状の結晶は石綿で、初期のものは青い⇒青石綿です。
つまり、青石綿の状態のものを青虎目石(ブルータイガーアイ)
その鉄分が酸化して黄色になると虎目石(タイガーアイ)
さらに酸化が進むと赤虎目石(レッドタイガーアイ)になります。
タイガーアイ( Tiger's Eye、虎目石)は、金褐色に黒いスジのような縞模様(シャトヤンシー効果)を持つ宝石であります。
半貴石に分類されるため、天然石として扱われる場合もあります。
産地は南アフリカ共和国、ナミビア、西オーストラリアなどであります。
タイガーアイは「角閃石」の一種で、青石綿(クロシドライト)に石英が染み込んで硬化した混合石である。
青石綿に含まれる鉄分が酸化して、独特の色と縞模様を形作っています。
※性質・特徴石英化途中のアスベスト
タイガーアイは角閃石の一種ですが、青石綿(クロシドライト)に石英が染み込んで硬化した混合石でありまする。
青石綿に含まれる鉄分が酸化して、独特の色と縞模様を形作っている。青石綿には危険性が指摘されているが、虎目石に含まれるものは極度に風化するか、もしくは完全に石英化していない個体などでない限り、飛散をすることはないため、安全であります。
石言葉は「浄化」。
また、タイガーアイを熱処理し、更に塩酸に浸すと淡黄色になり、キャッツアイ(猫目石)そっくりになる。
猫目石は高価なため、しばしば代用品として前述の方法がとられる。
『角閃石』の色は、無色・緑色・褐色・青色などで、ガラス光沢を持つ。単斜晶系または斜方晶系で、自形結晶は長柱状である。
モース硬度5〜6。
角閃石類は一般的な造岩鉱物であり、様々なところに広く分布している。
写真はレッドタイガーアイ
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