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詩集
2010-04-03(土)
「凡庸な実に凡庸な」
凡庸な
実に凡庸なものしか自分の中にない
私は空っぽな肉人形か
言葉がどんどん自分の中からなくなって
愚かしい観念だけが
渦巻いている
以前の自分は確かに
確固とした論理の元に
生きていたというのは幻想だろうか
実に凡庸な
自分が
白い椅子に座って
小さな窓から外を見ている
物珍しげに
凡庸な自分はただ眺めるだけ
凡庸な
実に凡庸な
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