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日記帳 基本的に不定期更新です。管理人がどんな人間かわかると思います。
2010-09-08(水)
自由。

それで居る事は、難しい事。そして、素晴らしい事。

でも人は自由を奪い合う。
分ければ同じ量なのに、自分がより多く掴もうと、

その手を延ばし、人を傷付け悲しませて、多くの自由を掴む。

人と違う事に恐怖し、多くの人と同調したがる。
それが、自由を遠ざけている事など知らずに。

ならば、何故私は人を求めるのだろう。

それは、私が個であるから。
そして、人もまた個でしかないから。

個は集まり結晶になって生きて行く。
それは、本能的に、計画的で、残虐的で、酷く美しい。

分からないだろう?

人と言う不自由の中に有る限りは。

だから私は自由を保つ努力をしよう。

さすれば
皆と共有して生きていけるのだ。

愚かにも、安らぎと共に生きてもいける。

どうかね?
私の歪な器を、受け入れてみる気はないか?

なぁに、簡単な事。
身体の奥底を疫病神に喰われた者の発する不幸を、受け入れて、その身で幸福に変えてみせろ。

ただそれだけだ。

如何だろうか、この挑戦に受けてみるかね。
私の医者先生?

貴方の言葉を信じられない。だから、私と向き合ってもらおうか。
そう、医者としてでなく、人としてね。

私の不幸体質が治るのだろう?
貴方に従えば。

なら、今まで私が背負ってきた、あの子達の不幸はどうなる?
私が塞き止めて居なければ、彼女達は消えてしまう。

今までだってそうだったでしょう?

私の安定は、人の死を呼ぶ。

だから、恐怖した。
だから、貴方に打ち明けた。

知っているでしょう?

今は無き、A・B・Cクラスの存在を。

今、生き残っている
Aクラスは私も含めて8人。3人失った。

Bクラスは4人。6人失った。

Cクラスは4人。4人失った。

私が把握した現状。
一番安全だったCクラスでさえも、4人も失った。
止められなかった。

目の前に居た、私の責任。

Aクラスの人間達とは、連絡しあっている。けれど皆、完治はしていないんだ。
未だに戦っている。

何度も、終わりたい。と泣きながら電話がかかってきた時期もある。

自己満足でも構わないが、私はその子達の不幸を飲み込んできた。

何でもしてきた。
苛めも成敗した、支援もした。

なのに、私だけ
そんなに簡単に
戦いを放棄して良いはずがない。

私には、もうあのクラスしか残されていない。

これ以上、

悲しみに感情を食い潰される訳にはいかない。

それに、

あの子達を悲しませる訳にはいかない。

だから、私は逃げない。
医者先生、私の体は、私の物じゃない。
沁弥の物でも、桜の物でもない。

あの子達の物なんだよ。

私に助けを求めてる人の物なんだ。

聞こえないの?
「怖い」
「助けて」
「辛い」
って、痛い位に悲しい声が。

私からだって発信される思いだけど、あの子達も発信してる。

どうして拾わないの?
自分が壊れるから?
怖いから?
責任が重いから?

誰もしないから、私がしたんだよ。
友達助けるの、当然でしょう?

確かに自分は壊れた。
けど、その傷さえも癒してくれるよ、あの子達は。

あの子達の為なら、不幸体質なんて痛くも無い

むしろ感謝しなくちゃ。

「助ける力をくれてありがとう」

ってさ。

さて…医者先生。
毎日が勝負だから、頑張ってネ☆

大丈夫。
手加減はしますから(*'-^)


では!
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読んでくれて有難うございます、気が向いたらまた見に来て下さいね。
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