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奏〜かなで〜 song
2008-02-18(月)
歌唄いの唄
〜歌唄いの唄〜

街に明かりが灯り初め 買ったばかりのギター抱えて 僕は駅へと向かった

街灯のあかりの下で ギター抱えてうつむいたまま 何も出来ずに時は流れてく

下手くそな歌を唄い　次のコードに戸惑いながら途切れ途切れの唄


僕が初めて路上で歌った唄はブルーハーツの『青空』 上手くなんて唄えやしなかったよ 誰かにきかせられる唄じゃなかった だから小さな声で歌ったんだ


冷めたアスファルトの上で 煙草に火をつけ気持ち落ち着かせ 優しかったのは月明かり

冷たい視線が痛くて 目をそらせばそらす程に カッコ悪くて情けなくて

初めて大きな声で歌った 震える程 怖くて 何も見えなかった


何も見えないんじゃなくて 見ようとしなかったんだろう 冷たい視線がとてもとても怖くて だけど逃げてちゃいけない 自分のやりたい事から まずは一歩踏み出す事から初めよう


野次られるたびに何度あきらめかけただろう
部屋の明かり消して悔しくて泣いた夜
ステレオから流れた青空


下手くそな歌を唄った 次のコードに戸惑っていた あの日があるから〜

今 僕は憧れてたスポットライトの下で 自分の作った歌を大きな声で 今あの頃より上手く唄えるかなブルーハーツの『青空』を


僕が路上で出逢ったかけがえのない出逢い これからも大切に抱えながら 僕は唄う…

歌唄いの唄を…
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