[携帯モード] [URL送信]

武田家の日常  武田さん家の日常風景です。大体季節小ネタ。 半分はやさしさ、あとの半分は汗と涙でできております。
2009-08-01(土)
縁日・蒼紅対決でござる!!

「小遣いは三十文まで!!」
「有難く頂戴仕りまするお館様ぁー!!」
「門限は亥の刻!!」
「心得ましたお館様ぁー!!」


「縁日・・・こう屋台がたくさん並んでいるとわくわくするな。お好み焼きー、たこ焼きー、焼きそばー、わたあめー、あとカキ氷!」
「全部食べ物じゃない・・・。面倒だからそんなにはしゃいで迷子にならないでよー。」
「ふっ、心配するな佐助。事前に配下の忍に全屋台の位置を調べさせておる。」
「戦忍をそんな事に使わないでくださいよー。・・・てか、何で俺様頼ってくんなかったの・・・。」
「何か言ったか?」
「いえ、別に・・・。」
「さあ、食うぞー!何から食おう!」
「あーあ、行っちゃった…。」

「・・・むおっ佐助!?いかん、言われたそばからはぐれてしまった・・・。」
「よっ、そこの兄さん!カキ氷食ってかねぇかい?」
「カキ氷!一つ頂くとしよ・・・」
「OK,貰おうじゃねえか。」

「・・・政宗殿ぉ!?」
「真田幸村!?何でアンタがここにいんだ!!」
「政宗殿こそ!」
「まぁいい、会いたかったぜ真田幸村!久しぶりに相手になってくれるんだろ?」
「兄さんたち、買わないならどいてくんないかい?」
「食べる!食べたいでござる!」
「ちっしょうがねえな・・・。オッサン、オレも一つ。」
「まいど。液はそこに並んでるから好きにかけとくれ。」
「いちご♪いちごー♪」
「いいねぇ、ブルーハワイがあるじゃねえか。」
「ぶ、ぶるはわい?何でござるか?ここは王道のいちごでござろう。」
「Ha,相変わらずお子様だな、真田幸村。」
「な・・・っ。そのようないかにも着色料たっぷりの怪しい色、かけられる訳がなかろう!」
「いちごだって着色料つかってんぞ。ほら、アンタもchallengeしてみろ。」
「あああ!!某のカキ氷になんて事を!ま、負けておれぬ!!」
「て、てめえ、いちごなんか入れんな!!」
「せい!」
「ウラッ!」


「・・・なんだかお互い毒々しい色になってしまった・・・。」
「う・・・どこぞの海の鬼色してやがる・・・。」
「お客さん、溶けないうちに早く食えよ。」
「Shut up!オレは今こいつと・・・」
「・・・液、無駄にしないでくれ、よ?」

「・・・・・・はい。」


「縁日・蒼紅対決でござる!!」へのコメント

コメントはありません。
コメントを書く
[*最近][過去#]
[戻る]

無料HPエムペ!