2003-09-09(火)
アルダー


バスウッドと同様、広く代表的である。中低域特性に優れており、あたたか味のある柔らかいサウンドが特長。音ヌケもよく、サウンド的にも性質的にもバスウッド+αの特長を持つ材質といえる。

バスウッド・センに続いて価格が安く、非常に柔らかい材質であり加工も容易。多くのメーカーで用いられている。


数あるギター用木材の中でもアルダーはもっともクセが少なく、素直で忠実なサウンドが得られるといわれている。また、値段もバスウッドやセンと同じく安い部類。とはいえ、例えばESPで扱ってる一級品になると、アルダーらしく柔らかくふくよかで、優しく包み込むようなあたたか味のあるサウンドの特長が顕著に表れる。まさに【これが本当でアルダーの本来だ!】と言わんばかりのサウンド。まちがいなく同じアルダーのはずだが、価格は雲泥の差。まさにギターのためだけに厳選した素材と管理技術が生む高次元なサウンド。


当方もESP製ホライゾンを所有しており、アルダーである。アルダー全体に言えるのは、モノに関わらずサウンドが素直なばかりか、クセがなく扱いやすいという感が強い。アルダーならではの中低域のヌケの良さは、どんな歪みにも合う。

そしてESP製などいいモノになればなるほど【本来】に近づいてゆく。なにもアルダーに限ったことではないが、アルダーはメイプルとアッシュに続いて価格と技術の差が顕著に表れやすい。ESP製など【本来の】アルダーを手にしたとき、それまで使ってた【安物のアルダーでは絶対に出なかった音】というのを体感できる。

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